一本の電話
2025年2月14日 15時44分学校近くにお住いの、ある御婦人の方から、夕方、一本の電話が鳴った。
内容をお伺いすると、「夫が転倒し起き上がれなくなり、本当に困っていたところに、体育の授業でランニングしていた、西条農業高校の女子生徒さんがたまたま通りがかってくれ、異変に気付いた女子生徒さん(瀬尾優里奈さん・原田明日香さん)が、すぐに、体育の先生(芝先生)と一緒に、夫を助けてくれたんです。
そのことがとてもうれしく、思わず学校に連絡させていただきました。
その節は、夫を助けていただき、本当にありがとうございました。
また、生徒の皆さんがとても感じがよく、さらに、西条農業高校を応援したくなりました。私も、西農の卒業生ですが、ランニングしている姿に、その当時のことをつい思い出し、懐かしくなりました。どうか、生徒の皆さんや先生によろしくお伝えください。」というものであった。
電話の声から、奥様は、本当に困っておられたことが伝わってくる。
その時、当たり前のように行動に移してくれた生徒の皆さん、ありがとう。
相手を思いやり察する気持ちが、西農生に確実に育まれていることに、私は、今日のさわやかな春の日和と重なる思いがした。
(※電話を置いた後、該当クラスを調べてみると、生活デザイン科1年生であったことを付け加えておく。)