活動支援センター「若者×まちプロジェクト」のインタビュー
2026年1月20日 18時06分西条市市民活動支援センターのプロジェクトチームより依頼を受け、生産団体のピースさんと一緒に、石鎚黒茶についてのインタビューを受けました。石鎚黒茶を試飲しながら、石鎚黒茶に関する理解や健康、美容に関すること、イベントでの運営や苦労したことなど、予定していた時間も過ぎるほど、内容の濃い時間となりました。少しでも黒茶の理解が深まり、次の次代につなげるため、普及活動を続けていきます!
石鎚黒茶とは?
西条市の伝統である「石鎚黒茶の製造技術」は、平成30年、四国山地の発酵茶の製造技術として、食文化で初めて「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。そして令和5年、国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。
石鎚黒茶はここ西条市に伝わる伝統のお茶です。江戸時代より昔、各家庭で製造されていました。販売されたり、お遍路さんのおもてなしに使われたお接待のお茶でした。しかし、最後の伝承者となった曽我部さんの遺志を引き継ぎ、現在、製造を行う団体はわずか3団体のみ。幻のお茶となっています。このままでは大切な伝統文化が無くなってしまう可能性が出てきているのです。
お茶は、大きく分けて不発酵茶と発酵茶の2つに分類されます。不発酵茶とは緑茶です。この発酵茶の中には半発酵茶のウーロン茶、全発酵茶にあたる紅茶があります。紅茶は一段発酵ですから、石鎚黒茶は、世界でも類を見ない希少なお茶となります。
石鎚黒茶SELプロジェクト
私たちSELプロジェクトチームは、平成30年、当時の先輩方が研究活動を開始したことが始まりです。私たちの目標は石鎚黒茶をつないでいくため、生産団体の方々をさまざまなアプローチの仕方で支援していくことです。そのため製造から商品開発、普及活動を展開しています。
SELとは、2つの意味を持ちます。一つは、「Saino Expert Laboratory」西条農高の優れた研究活動チームという意味です。もう一つは、西条農高の3学科合同研究チームという意味で「食農科学科」「環境工学科」「生活デザイン科」のそれぞれの頭文字を意味します。地域の伝統文化を伝承するため活動しています。
西条市市民活動支援センターのプロジェクトチームより依頼を受け、生産団体のピースさんと一緒に、石鎚黒茶についてのインタビューを受けました。石鎚黒茶を試飲しながら、石鎚黒茶に関する理解や健康、美容に関すること、イベントでの運営や苦労したことなど、予定していた時間も過ぎるほど、内容の濃い時間となりました。少しでも黒茶の理解が深まり、次の次代につなげるため、普及活動を続けていきます!
全国ユース環境活動発表会に参加しました。石鎚黒茶は、生産団体も少なく、幻のお茶と言われています。絶滅危惧の危機にあることと黒茶を次の時代につなげるため、発表を行いました!結果、未来創造特別賞を受賞しました!
愛媛の文化財を広く県民にPRする文化財フェア2025がエミフルMASAKIで行われました!
プロジェクトチームが製造した黒茶の試飲会やシフォンケーキの試食会を行い、多くの人でにぎわいました!
いとまちマルシェで石鎚黒茶新茶試飲会を行いました!
生産団体、愛媛県の方々と一緒に新茶の試飲やクイズラリー、黒茶を使ったスイーツなどを販売。
本校ブースは、活動展示やアンケート調査などを行い、普及活動を行いました!
香川県の産業技術研究所の堀江先生が来校されました。今年度から連携を行い、黒茶の糸状菌と発酵時における菌の優位性研究を行っています。
二次発酵が終わり、最後の黒茶作業に。発行したお茶を天日干しです。紫外線に当てることで黒くなります。乾くと黒茶の完成となります。
揉み作業が終われば、二次発酵に入ります。空気を抜きながら発酵させます。一次発酵で増殖した糸状菌をエサにして乳酸菌が発酵するということになります。ここから1か月程度発酵期間に入ります。
一次発酵後の枝葉をもみ込み、葉に傷をつけながら、菌をいきわたらせます。
できた枝葉を桶に入れ、発酵室に移動させます。1週間から10日程度の発酵を行います。本校の農場にある発酵室は、発酵を促進させるため蒸し作業で出た枝葉を一緒に保管し、空気中の菌量を増加させる工夫を行っています。
洗浄の後は、蒸し作業です。枝ごと蒸し上げます。その後、大きな枝を取り除き、打ち水を行います。