令和5年度 第3学期終業式あいさつ
2024年3月19日 14時52分おはようございます。
3学期の終業式は、1年の締めくくりでもあります。
先ほど、表彰しました、優秀賞・皆勤賞を受賞された皆さん、おめでとうございます。来年度も続けてください。それ以外の皆さんも、誠実に学校生活を送ってください。
さて、終業式で、2つのことを話したいと思います。
「命を守ること」と「挑戦し続けること」という2点です。
一つ目の、「命を守ること」では、1月には能登半島地震が発生し、200人以上が死亡し、今も避難し続けている人がいます。近い将来発生すると言われている南海トラフ大地震の備えも必要です。そのような中、皆さんは、農業高校の授業や実習で、「命の大切さ」や「命を守る尊さ」を学んでいます。自分の命を守ることも大切ですが、家族や地域の人の命も守らなければなりません。
二つ目の「挑戦し続けること」ですが、1月20日にJAXAと、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の4者で共同開発した変形型月面ロボット(LEV-2)が小型月面着陸実証機(SLIM)の撮影に成功し、LEV-2は超小型月面探査ローバー(LEV-1)と共に、日本初の月面探査ロボットとなり、世界初の完全自律ロボットによる月面探査、世界初の複数ロボットによる同時月面探査を達成しました。
タカラトミーの富山会長はコメントの中で、「創業百周年を迎えるこの記念の年に、生業(なりわい)である“おもちゃ”の技術が今回の偉業の一翼を担えたことを誇りとし、私たちはこれからも『アソビ発』の新たな挑戦を続けてまいります。」と述べています。
皆さんも、これから先の見えない社会を生き抜くために、自分の使命や課題解決のために挑戦し続けて、自分の進路を実現してください。
それでは、明日から春休みになりますが、「命を守ること」「挑戦し続けること」を心に留めて、健康に留意して、新年度、始業式をむかえてください。
では、皆さんの今後の御健勝・御多幸を祈念して、
「道」
「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし
踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ」「いくぞー」
「1・2・3 ダ~」
以上で、終わります。