2学期終業式を無事迎えることができたことを、大変うれしく感じています。
校長先生のお話では、夏前に苗を植え付け、環境を受け入れ、しっかり根を張り、大きく成長する「稲の成長」を例に挙げられ、生徒の皆さんは、西条農業高校という環境から、何を吸収し、それぞれ成長することができたか、新年を迎えるにあたり、今一度、振り返り、しめくくる中で、自分に問いかけ、新たな目標を立ててほしいと述べられました。
さらに、元禄10年(1697年)宮崎安貞著、日本で出版された最古の農書「農業全書」の序文に出てくる一説「夫人世のことわざ。必本あり末あり。其本によりて行へば順にして成りやすく。末をとりて行へば逆に成がたし。」を引用され、お話しされました。
(意味)
- 人の世のことわざに「必ず本あり、末あり」とある。
- 物事には必ず根本(本)があり、その結果として末(枝葉)がある。
- 根本に従って行えば順調に進み、成功しやすい。
- 末ばかりを取って行えば逆になり、成しがたい。
「まず、世の中の物事には、必ず基本から始めよ。」という教えがある。農業に限らず、人生や学問にも通じるように思う。皆さんは、学校という土壌の中では、至る所にチャンスがある。引き続き、根を張り、努力を続けてほしい。と締めくくられました。
さて、明日から、冬季休業に入ります。「来年は午年」新しい年が輝かしい年であることを祈念するとともに、3学期始業式には、一回り成長した、元気な姿を見せていただけることを期待しています。

表彰伝達を行いました。
表彰者
(1) 愛媛県高等学校国際教育生徒研究発表会
最優秀 松元 ユリ(食農科学科3年)
(2) 税に関する作文
尾崎 結梨(生活デザイン科3年)
(3) 税に関する作文
井黒 咲希(生活デザイン科2年)
(4) 明るい選挙啓発ポスターコンクール
入賞 富永 怜音(食農科学科2年)
(5)西条農業高校 シンボルマーク応募
最優秀 村上 瑠梨(生活デザイン科1年)
なお、このシンボルマークのデザイン編集にあたっては、食農科学科2年黒河亜美菜さんが全面的に協力をしてくれました。
(6)西条農業高校 シンボルマーク応募
優秀 川﨑 莉水(食農科学科1年)
(7) 西条農業高校 シンボルマーク応募
優秀 村上 蒼衣(生活デザイン科2年)

いよいよ、今年もあとわずかとなりました。
今年も、環境工学科の生徒の皆さんが、門松を作り始めました。
門松は、新年に年神様を家に迎えるための目印として、門前に飾られる正月飾りのことで、門松を飾る文化は、平安時代には始まったとされています。
担当の先生にお伺いすると、2年・3年の土木専攻生が竹切り。3年生の造園専攻生が飾り付け。2年生の造園専攻生がウメやナンテンなどの調達。1年生が竹磨き。と役割分担が決まっており、この実習は、オール環境工学科で取り組む年の瀬の恒例行事とのこと。まさしく、日ごろ、造園や土木を学習している環境工学科ならではの取組です。
今年も、学校正門の他、JR西条駅、JA等に飾る予定ですので、完成した際には、ぜひ、御覧ください。
どのような門松が出来上がるか、今から楽しみにしています。
進み具合を、また、報告させていただきます。

12月17日(水)、生活デザイン科3年生が、科目「地域資源活用」の授業を使い、「もちもち食感のドーナツ」の製造を行いました。
今回は、「地域資源活用」という科目の特性を生かし、さらにひと手間加え、グレース(ドーナツを覆う薄く半透明の砂糖衣)に、地元産のレモン果汁を使用することで、レモン風味の爽やかさを強調してみました。


西条市の郷土料理は、我が町の「宝」。せっかく教えていただいた知識や技術を、独り占めするのは、あまりにもったいない。ぜひ、多くの方々に知っていただき、広めたい。との熱い思いが、生徒一人一人から伝わってきます。
郷土の素朴な味と四季の変化を取り入れた家庭や地域の味として育まれた「郷土料理」には、先人の知恵がしっかり詰まっています。
今、西条農業高校生活デザイン科では、生徒の皆さんが、地域の方々に教えていただいた「郷土料理」の味や技術を、引き継ぎ、広く発信する活動を行っています。
授業が午前中で終わり、午後からは、保護者懇談会が行われているこの日、生活デザイン科の2年生の皆さんが、職員室を訪ねてくれました。
保護者の皆さんに、私たちが作ったこの町の郷土料理「お煮ごみのおたま」の試食をしてもらい、ぜひ、感想を聞かせていただきたいんです。先生方も、試食をお願いします。さわやかな笑顔、さらには、まっすぐにこちらを見つめる真剣な眼差しからは、生徒の勢いを感じます。
生徒は、西条市の豊かな恵みを生かしつつ、若い感性のもと、食文化を継承してくれることでしょう。
これからの活動を、応援したくなる瞬間でした。頑張れ西農生!!
12月16日(火)、独立農業高校の良さを生かし、校内でアンテナショップ(農産物販売)を開催しました。
本校では、先週の金曜日から、保護者懇談会が始まりました。
わが校の農産物は、地域のイベントでも大盛況です。
皆さん、農場生産物の販売を毎回楽しみにしていただいています。品質がいいのに安価、さらには、せっかく生徒が頑張って売っているのだからと、積極的に購入していただく姿がよく見られます。この気持ちが、生徒と教員・保護者のつながりとして良好な関係を築いているのかもしれません。ありがたいことです。
販売は、明日(12/17(水))まで行われます。

12月15日(月)放課後、調理室にて家庭クラブ料理講習会を行いました。
家庭クラブ活動の基本方針は、「創造」「勤労」「愛情」「奉仕」です。
この4つの精神を具現化する方法として、家庭クラブでは、「研究活動」「ボランティア活動」「交流活動」を行っています。
今回の講習会では、河原外語観光・製菓専門学校から、近藤和之先生を講師にお迎えし、「チョコロールケーキ」と「メキシカンタコライス」
の作り方を教えていただきました。
まずは、それぞれの作り方やポイントを、丁寧に教えていただいた後、いよいよ、実習です。各班で、苦労しながらも、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
先生方におかれましては、御多用のところ、河原外語観光・製菓専門学校からおいでいただき、誠にありがとうございました。
1月行事予定と2月行事予定を掲載します
1月は前回より変更点があります
※なお、行事予定はあくまで計画です。急に、変更される場合がありますので、その点は、御理解ください。
1月行事予定
2月行事予定