郷土料理講習会を実施しました
2025年8月8日 12時37分本日、生活デザイン科 2年 調理班と、地域の方との郷土料理講習会を実施しました。
以前、本校の生徒を対象にアンケートを実施したところ、地域の郷土料理を知らないという人が多く、核家族化や生活様式の変化により、郷土料理の伝承が難しくなっていることが推測されました。
そこで、私たち「生活デザイン科」は、地域課題を少しでも解決したいと思い、今回の講習会を実施することとなりました。
丹原在住の藤田様、山内様をお招きして、西条地区の郷土料理や歴史について学ぶことができました。
献立は「押しずし」「お煮ごみのおたま」「おねり」です。
地域の気候や、その当時の社会情勢などから、「郷土料理」が誕生したことがよく分かりました。
今回の「押しずし」と「お煮ごみのおたま」は、お客様をおもてなしする際や、冠婚葬祭など、特別な日に作られていたようです。
また「おねり」は、主食のお米の代わりにトウモロコシの粉と、野菜を混ぜ合わせたもので、お米ができにくい地域の方の知恵から生まれた郷土料理です。
実際に作ってみて、難しいところもありましたが、歴史を聞き、その当時のことを考えながら作ることができました。
この他の郷土料理についても、今後研究していく予定です。