四里四方のものを食する者に病なし
2025年10月8日 08時00分先日、西条市内の「農産物直売所」巡りをしてみた。
調理実習をする機会が多い私は、何か、地元の食材を使うことができないか考えることが楽しみの一つとなっている。例えば、“山の薬”と言われる四国中央市の山芋もその一つである。「四里四方のものを食する者に病なし」ということわざがあるが、地元の食材を使うことで、地域の方々の協力が得られやすくなり、説得力が生まれる。
つい最近、調理実習で「醤油餅」を作った際も、地元のお醤油としょうががあれば、面白い展開になるのにとの思いが、頭から離れなかった。西条市に隣接する高知県は、しょうがの産地である。そろそろ、見事なしょうがが店先に並ぶ時期を迎える。
わずか数時間ではあったが、校内だけではわからない西条市の魅力を肌で感じることができた。
外に出歩くのも気持ちの良い季節となった。皆さんも、今一度、地元の魅力に目を向けてみられてはどうだろうか。