メモリアル修学旅行(最終日)スナップ

2018年10月13日 21時52分

 12日最初の見学先は、東芝未来科学館でした。ここでは、科学を学びました。

 日本初の電気釜の前でびっくりです。昭和30年に発売されたこの電気釜を発明したのは、東芝関連会社である光伸社の三並義忠社長。なんと彼は、新居浜市中萩の出身。こんな場所で地元出身の方に出会えるとは。

 電気釜は、それまで毎朝、薪で炊いていた生活を一変させた。主婦の朝、昼、晩のご飯を薪でたく時間は、毎回1時間で、一日で計3時間かかっていたが、その時間をなくす発明と言われた。まさに、家事の革命だった。その偉業の前に私たちは存在している。(東芝未来科学館にて)

 

次に訪れたのは築地場外市場

 築地場内市場が豊洲に移転したのは、10月11日。何と昨日です。場内市場が移転した次の日に私たちは、場外市場を歩いています。なんてメモリアルな日なんでしょうか。私たち自身が歴史になるんだと感慨深く思いました。とても活況でたくさんの観光客でごった返していた場外市場でしたが、この先、この町はどうなるのでしょうか。お土産を買うと、「場外市場は、移転しません」という印刷のあるレジ袋に入れてくれました。何年か先に、もう一度、来てみたい町になりました。

 有名なお寿司のチェーン店が、同じ筋に2軒ありました。次の筋にも1軒ありました。本店が混雑しているときは、すぐ近くの2号店にいけば良いのでしょうか。不思議な街です。

 

午後はお台場見学です

 お台場は、1853年のペリーの来航に危機を感じた幕府によって作られた砲台跡地です。いわば、本土防衛の前線基地でした。その場に、アメリカの自由の女神とは・・・。いえいえ。それは、違います。アメリカの自由の女神は、フランスから贈られたもので、フランスにも本家として自由の女神があります。そして、お台場の自由の女神は、日仏友好を目的にフランスの自由の女神のレプリカとして作られました。このことを考慮すれば、アメリカの自由の女神もお台場の自由の女神も、フランスの自由の女神の娘ということになります。ただ、兄弟といっても、ずいぶんと年の離れた妹になってしまいますが。テレビ局等があり、今の文化を発信する時代の最先端であるお台場は、歴史と世界との友好を考えさせられる町でした。

 今回の修学旅行では、観光地巡りを楽しむと同時に、歴史や文化について深く考える機会となりました。今の感動を風化させることなく、学びのきっかけとして、再認識をするために、今後もメモリアルとして、修学旅行で得た知識をホームページにアップしたいと思います。