夏休みの実習~パン製造を通して~
2024年8月23日 13時34分
最初から最後まで、パン作りの工程をこなそうと思えば、少なくとも6時間は必要です。そのため、普段の実習では、なかなか教えることができません。しかし、そこをカバーするのが夏休みのような、時間に余裕がある時の実習です。この時間を使えば、パンの捏ね上げから一次発酵、丸め、整形、二次発酵、焼き上げまでの一連の流れを体験することができます。
本校、食農科学科では、製造分野に興味を持って入学してくる生徒が多く、卒業後は、パン製造の道に進みたいと強く希望する生徒が毎年数名出ています。
この日は、1年生の実習でしたが、3年生が補助に回り、上級生から下級生に分かりやすくクリームパンの製造技術を伝える、和やかな時間が流れていることに、私はとてもうれしく感じました。