1年生全員による稲刈り
2024年9月17日 17時46分
9月17日(火)、本校1年生全員で、稲刈りを行いました。
稲刈りに使用する「のこがま」は、刃がギザギザなっているため、手や足をケガしないよう丁寧に伝えることに、まず心掛けました。
農業高校といえども、家で稲刈りの手伝いをしたことがある生徒は、減少しているように思います。生徒は、徐々に「のこがま」の使い方にも慣れ、予定していた場所は、すべて刈り終えることができました。
刈り取った稲の束は、しばらく乾燥させるため、稲木にかけて、実習終了。
現在、農業分野にICTやロボット、AIなどを活用した次世代型の農業「スマート農業」が登場し、注目を集めています。
ICT(Information and Communication Technology)は、情報通信技術と訳されますが、情報処理だけでなくインターネットのような通信技術を利用した産業やサービスのことです。
この日は手刈りを行いましたが、今後、実際に大型のコンバインの操作等、スマート農業の魅力も体験することでしょう。
高齢化が進み、深刻な労働力不足に陥る中、コンバインのデータがすぐにタブレット端末に飛ぶ「スマート農業」に、これからの農業の可能性と面白さを感じてほしいものです。