一本の電話
2025年4月17日 16時54分今日の夕方、落ち着いた声の、ある御婦人から、うれしい電話をいただいた。
内容は以下のとおり。
本日、身内の手術のため、福島県から、西条に来させていただいた。
病院に行く途中、道に迷い困っていたところ、自転車に乗った感じのよい女子生徒さんと出くわした。
思わず声をかけると、その生徒さんは、ゆっくり自転車を止めてくれた。
事情を察したその生徒さんは、来た道をわざわざ引き返し、一緒に道案内をしてくれた。
不安な気持ちの中、その女子生徒さんの素晴らしい気配りが、本当にうれしく有難かった。
最後に、生徒さんに、「どこの学校?」と聞いたところ、「西条農業高校です。」と言ってくれたので、思わず電話させていただきました。
女子生徒さんの、気持ちの良い応対に、とても感動しました。お名前を聞くのを忘れたのですが、その生徒さんにくれぐれも、よろしくお伝えください。
という、内容であった。
電話口の声から、その時の光景が伝わってくる。
最後に、その方が、「おかげさまで、無事、手術の時間に間に合い、手術も成功しました。」と安堵された言葉が、私は、今も頭から離れない。
本当に、ありがとう。