春の新作
2026年2月9日 07時34分
生活デザイン科の科目「食品製造」では、洋菓子・和菓子・パン類の学習を、実習中心に進めてきました。
春を目前にしたこの日、新作の「チーズケーキ」がお目見えしました。
これまでの間、時間を見つけては、こっそりスフレチーズケーキの試作を行ってきました。
本校には、業務用のオーブンが備えられていますが、これまでの間、うまく活用されていませんでした。
原材料費が高騰する中、年間通じて実習するためには、予算も限られます。
窯の上火と下火の温度、配合割合、製造工程の見直し等、何度失敗したかわかりません。
何が理由でうまく膨らまないのか、悩む日々が続きました。
かの有名なエジソンは、「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」とも語っています。
膨らみすぎて、上が割れるのは、下火の温度が高いため。ダンパーを開け、蒸気を逃がすことの意味。など、これまでの経験から、生徒の話せる材料ができました。
ずっと、窯の中を覗き、「しぼむな!そのままいてくれ。」と願い、成功した時の喜びは、言葉にできません。
成功体験があるからこそ、人は皆、次、また、新たなことに挑戦し、自分の引き出しを増やそうとするのではないでしょうか。
春からの授業で、生徒の喜ぶ顔を想像しながら、私は、今日も新たなことに挑戦しています。