パパイヤの播種を行いました。
2020年6月2日 09時08分完熟パパイヤから取り出した種子を早速種まき、食農科学科1年生で播種をしました。今後、発芽率の調査や雌雄率なども調べていきます。
「青パパイヤ」グローカルプロジェクト ~地域を元気に!~
H29年より、青パパイヤ栽培確立プロジェクトを行っています!そこから発展した商品開発、販売普及活動につながる青パパイヤの研究プロジェクトを進めます。地域を元気にするグローカルプロジェクトとして、さまざまな活動を展開していきます!
〇青パパイヤとは?完熟すればフルーツ。未熟果は野菜として。
フルーツとして知られる「パパイヤ」その未熟果を「青パパイヤ」と言います。東南アジアや沖縄では、野菜として食する方が一般的です。
パパイン酸といわれる酵素を多く含み、脂肪やタンパク質を分解する作用があり、タンパク質の消化を助け、抗酸化作用の効果があるポリフェノールやビタミン類も多く含まれ、今話題の健康食品として注目されています。実際、整腸効果や美肌効果などが立証されており、完熟時の糖は酵素が変化するので、未熟果の方が、栄養価が高いとのこと。
〇未知の植物を育ててみる
熱帯果樹であるパパイヤを、霜が降りる12月まで露地で栽培し、未熟果を収穫するものです。過去の研究から、パパイヤの酵素を嫌い、鳥獣害・害虫を寄せ付けないという特徴が立証できています。また、栽培技術の確立に伴い、栽培に労力がかからず、比較的容易に生産ができています。
〇 地域と協働での商品開発
見たことのないその果実は、なかなか食べるには勇気が必要です。外国人労働者やインバウンドなど、食文化として身近な人たちもいるものの、商品開発を進めることで手軽に口にしてもらうことができます。また、実以外に葉や茎も活用できて捨てるところがありません。栽培農家だけでなく連携企業が増えれば、消費の渦が生まれます。商品開発を進めることで地域活性化につながります!
〇研究活動を分析、検証のためのアンケートや積極的なイベント参加を。
認知度や一般消費者等へのアンケートを実施しています。活動の修正や改善のために御協力ください。また、イベント参加依頼やコンテストの紹介などありましたら、どんどん御連絡ください!私たちが地域を元気にします!
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完熟パパイヤから取り出した種子を早速種まき、食農科学科1年生で播種をしました。今後、発芽率の調査や雌雄率なども調べていきます。
ハウス内、完熟したパパイヤから種子を取り出しました。完熟させることで、種子も充実します。黒くなった種子が充実したもの。数えてみると一つの果実で600個以上!これで学校で種子で育てた果実から種子を取り、発芽させることができます。
円山農場でパパイヤの苗の植え付けを行いました。今年も露地での青パパイヤ栽培がスタートします。
農家カフェに製造を依頼し、技術指導していただきました。完熟パパイヤを使ったジャムを開発しました!
今後、随時販売の予定です。
地元のスーパーを訪問し、商品開発を依頼しました。コロナウイルス感染拡大を受け、中食の需要が高まっていることもあり、家庭で気軽に食することのできるお惣菜の開発を依頼しました。これまでの経験とアイデアを生かし、連携を進めていきます。
店長さんの写真掲載の許可をいただいたいないので、今回はこのような写真とさせていただきます。次回は、きちんと許可を得て、一緒に笑顔で掲載したいと思います!店長さんすみません。
東予園芸の指導員3名が、越冬パパイヤを視察しました。中山間部での鳥獣被害軽減による新しい栽培モデルとして、農家への導入を検討しているそうです。今後も協働連携を進めていきます。
完熟パパイヤを収穫しました!糖度調査を行うと、なんと13度!農家さんによると12度あれば、なかなかとのこと。甘く柔らかく、クセの無い味でした。西条の柿に近い味。
5月12日(火)
円山農場のハウス内で栽培していた越冬パパイヤ。少しずつ熟が進んでいましたが、本日無事に完熟に!!この西条市で、温度もかけず、樹上で完熟し、パパイヤのフルーツ化に成功しました!
4月
無事、パパイヤの芽が発芽しました。予定より時間がかかりましたが、元気なようです。これからの鉢上げ、定植と今年もパパイヤ栽培研究に励みます!
4月になり、暖かくなってきました。円山農場の露地パパイヤ、小学校の庭園パパイヤ、農家さんの露地パパイヤと確認したところ、残念ながら枯れてしましました。露地での越冬は失敗しました・・・。また、一年後頑張ります。