ブドウ収穫
2018年10月3日 11時27分9月24日(月)
3年生果樹専攻班が一本ずつ大事に育てた藤稔(ふじみのり)が実り、収穫を行いました。自分で育てたブドウを無事に収穫できてよかったです。糖度も17度と高く、甘いのでとてもおいしかったです。
石鎚黒茶とは?
西条市の伝統である「石鎚黒茶の製造技術」は、平成30年、四国山地の発酵茶の製造技術として、食文化で初めて「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。そして令和5年、国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。
石鎚黒茶はここ西条市に伝わる伝統のお茶です。江戸時代より昔、各家庭で製造されていました。販売されたり、お遍路さんのおもてなしに使われたお接待のお茶でした。しかし、最後の伝承者となった曽我部さんの遺志を引き継ぎ、現在、製造を行う団体はわずか3団体のみ。幻のお茶となっています。このままでは大切な伝統文化が無くなってしまう可能性が出てきているのです。
お茶は、大きく分けて不発酵茶と発酵茶の2つに分類されます。不発酵茶とは緑茶です。この発酵茶の中には半発酵茶のウーロン茶、全発酵茶にあたる紅茶があります。紅茶は一段発酵ですから、石鎚黒茶は、世界でも類を見ない希少なお茶となります。
石鎚黒茶SELプロジェクト
私たちSELプロジェクトチームは、平成30年、当時の先輩方が研究活動を開始したことが始まりです。私たちの目標は石鎚黒茶をつないでいくため、生産団体の方々をさまざまなアプローチの仕方で支援していくことです。そのため製造から商品開発、普及活動を展開しています。
SELとは、2つの意味を持ちます。一つは、「Saino Expert Laboratory」西条農高の優れた研究活動チームという意味です。もう一つは、西条農高の3学科合同研究チームという意味で「食農科学科」「環境工学科」「生活デザイン科」のそれぞれの頭文字を意味します。地域の伝統文化を伝承するため活動しています。
9月24日(月)
3年生果樹専攻班が一本ずつ大事に育てた藤稔(ふじみのり)が実り、収穫を行いました。自分で育てたブドウを無事に収穫できてよかったです。糖度も17度と高く、甘いのでとてもおいしかったです。
9月26日(水)
円山農場で実験的に栽培しているモリンガの収穫を行いました。2mほどに大きく育っており、たくさん収穫できました。独特のにおいが特徴的でした。これを本校にある気流粉砕機で粉末にして商品化を目指しています。
9月28日(金)
本校で試験栽培しているバナナの株分けを行いました。初めてだったので複雑に絡んだ根を掘り起こすのに苦戦しました。子株も大きく育っており、越冬できるか楽しみです。
9月27日(木)
食農科学科2年生「果樹」の時間に円山農場の早生温州みかんの最終摘果を行いました。
今年は表年でたくさん実っています。台風等の影響で傷も多くなってしまいました。残ったミカンたちをおいしくなるように大切にしたいです。
9月14日(金)
6月に挿し木したお茶に根が生えてきました。その挿し木苗をポットに植え替えました。土が落ちないよう丁寧に作業しました。苗の生産も順調です。
6月18日(月)
ブドウの摘粒・摘房作業を行いました。もったいない気持ちもありますが、栄養を集中するため、切り落とします。
6月15日(金)
障害者事業所ピースさん、就労継続支援B型事業所ヴィセさん、協力農家さんと一緒に黒茶の挿し木を行いました。大人数で作業を行ったので、1時間ほどで終わりました。西条市の特産品として知名度を上げて、こういった体験を通して、たくさんの人に知ってほしいです。
6月13日(水)
ジャム作り班がアンズを使ったジャムを作りました。製造技術も上がり、段取り良く作業を進めました。煮詰めすぎると色の鮮やかさが変わってくるので時間との勝負でした。また、使用する果実によって糖度が違うため、試行錯誤していました。他にもシロップ漬けも作りました。
5/30(水)
パン作り班がフルーツパンの試作品作りを行いました。前回よりうまくなっていて、少しずつ完成に近づいています。
ジャム班はキウイフルーツをジャムにしていました。甘みがあり酸味も控えめで食べやすかったです。
5月25日(金)
総合実習で、ブルーベリーの収穫を行いました。早生品種ということで少し早いですが、今後8月ごろまで随時収穫していきます。収穫したものはアンテナショップで販売します。