道路沿いなどによく植えられているツツジ。
校内にもヒラドツツジ、キリシマツツジ、クルメツツジ、ドウダンツツジなどが見られます。
ちょうど今、ヒラドツツジが見頃となっています。


子どものころ、ツツジの蜜を吸った経験もある人も多いのではないでしょうか。
花の付け根って「ねちょねちょ」していますよね。

実はこれ、「アリよけ」なんだそうです。
アリは花粉を運んでくれないので、ハチ類にターゲットを絞って花粉を運んでもらっているんです。蜜をもらったハチ類は花粉だらけのまま、次の花に花粉が運ばれます。
それでもその上を行くのがチョウ類。ストロー上の口で、花粉は体に付けずに蜜だけを盗み取ります。
植物や昆虫の知恵比べ、感心しますね。
生徒の皆さんも自宅でいる時間に今の自分ができることをして、この休校期間を有効に使ってください。
「西農ウォッチング3」
今日の「西農ウォッチング3」は、先生方が行っている研修の様子の第二弾です。
「菊の定植」の様子を撮影している場面です。生徒たちがインターネット等で視聴できる
ようにする予定です。
先生方の活躍の様子はどうでしたか?生徒の皆さんも、体調に気を付けて家庭学習等に
努めてください。(M)
「珍珠」とは何か知っていますか?中国語で「タピオカ」という意味です。その原料は、「キャッサバ」の根茎(芋)から製造したデンプンです。20cmほどに切った茎の節を土に挿し定植をしました。11月に収穫し、デンプンを取ります。タピオカを使ったスイーツのレシピを考えていきたいです。


本校の切り花温室にはバラも植えております
このバラは香りも強く、ハウスに入った時に心地よい香りで迎えてくれます。
将来バラをお庭に植えたと思っている方もいるでしょうから、
本校でどのようにバラを栽培するのか、どのような繁殖方法なのかを
学ぶのも良いかもしれません

コチョウランが咲き誇っているランの温室ですが、本日は人工授粉を実施しました。
コチョウラン等は花が特殊な構造をしており、観察していくと興味深いですし、
自然の中で生きる為の工夫が多くあります。
草花を学習するのは本当に楽しいです
それではコチョウランの人工授粉については以下の手順で実施しました。
興味を持ったら是非調べてみて下さい

コチョウランの花です。綺麗ですね。 爪楊枝等で柱頭の花粉塊を取ります。

可愛らしい花粉塊が取れました。 これを戻して人工授粉が完成です。
有志の先生方も懸崖菊を定植しました。座を作り固定し、誘引もしました。3年草花選択生の皆さん、登校できるようになったら先生方に負けないように管理をしてくださいね。




生徒が臨時休業中のため、教員で定植をしました。要領は以下の通りです。
1.品種は「平源」「丹黄」「瀬戸の海」「風雪」「早生紅」「炎」「紫苑」「写楽」の8品種です。生徒一人あたり、2鉢栽培します。
2.9号鉢(直径27cm)の鉢に、まず用土(4月23日の盆栽菊の鉢上げのところで説明しています。)を半分程度入れ、化成肥料50gを混ぜ合わせ、さらに用土を入れます。
3.苗を鉢の端に合わせて置き(やや生長点が鉢の外を向くように傾ける)、用土を鉢の上端から2cm程度まで入れます。
4.支柱(ワイヤ)を苗の茎に合わせ立て、鉢の上端から25cm辺りで曲げます。
5.支柱に沿って、茎を誘引します。
6.今後の作業としては、座(作棚)の作成・取り付け、誘引・摘心(わき芽)を繰り返し行い懸崖の樹形に仕立てます。
7.3年生はこの内容を覚えておいてください。




洗心館横にある庭園のアヤメが見ごろです。
庭園内のアヤメの濃い紫色はアクセントとして良いですね。


ちなみによく似た植物に「ショウブ」、「カキツバタ」というのがあります。
「ショウブ」は端午の節句にお風呂にいれることでも聞いたことあるのではないでしょうか?
似たような紫色、葉の形状も似ているため、混同しやすいですね。
アヤメは花弁の付け根に網目模様があることから、アヤメと名付けられたようです。

生徒の皆さんももし見かけたら花弁の付け根をチェックしてみてください!!