
つい最近、私が使うにはもったいない、高価な包丁を1本、思い切って購入した。そして、先日、その包丁類を、研いでもらうため、松前町に店舗を構える、ある「とぎ屋」さんのもとを訪れた。新しい包丁は、まず研いでから使うことを、皆さん御存じでしょうか。
そのお店の話好きな御主人は、お店に置いてあった1本の剪定鋏を手に取り、このハサミは、受け口を作るのが難しいこと。近隣の高校や小中学校の先生方も調理実習で使う包丁を大量に持参されたり、校外学習の一環として、生徒や子どもたちを見学に連れて来られていること。さらには、研ぎ方も全部教えてあげるから、ぜひ今度、生徒さんも一緒に連れておいで等、初めて訪れた私を温かくもてなしてくれた。
何の世界でも一緒だが、いい仕事をする人は、道具を大事に手入れして長く使う。逆に言えば、道具を見れば、その人の実力がわかるのである。私自身、自分の身を守ってくれたり、作業効率を良くしてくれる道具は、いつの頃からか、丁寧に扱うよう心掛けている。
農場管理も同様なことが言える。いくら教室で立派なことを生徒に教えたとしても、農場を見れば、その学校の教育レベルがばれてしまうのである。それは、施設が新しいとか古いという意味ではない。
実習後、ほうきで掃き清められた作業場。整然と道具が並び、片付いた部屋。どこに何が、何本置いてあり、何が戻されていないか一目見ればわかる、手入れが行き届いた道具類を保管している部門からは、生徒を大事に育て、商品価値の高い農作物を作ろうとする気持ちが伝わってくる。
帰り際、御主人が、「使う前と後には、必ず、使う道具としっかり会話して欲しいんよ。例えば、包丁を使う際、包丁を手に取り、今から、この包丁を使わせてもらいますと言って、布で丁寧に乾拭きしてから使う。使い終わったら、洗った後、ありがとうと言って丁寧に布で乾拭きしてから元の場所へ戻す。指紋が残ると、それがサビる原因になる。ちょっとしたことだけど、その気持ちがあるか、無いかで、全体の仕事の意識が全く違ってくるんよ。不思議じゃろ。そんなもんよ。」と言われた言葉が、私は頭から離れず、なるほどと腑に落ちた。
また、一人、いい方と巡り合うことができた。
今私は、今回手入れしてもらった包丁・ハサミ等3点の品を、ニヤニヤしながら眺めるのが、一つの楽しみとなっている。

環境工学科の1・2年生土木コースの生徒が、この度、新たに、「放置竹林整備プロジェクト」に取り組み始めました。
本プロジェクトでは、手始めに、竹の伐採する高さによる根の生育等の調査(試験区:①1m区・0.4m区・0.1m区で伐採 ②1m+0.4m区・1m+0.1mで伐採)を行うことにしました。
1月26日(月)には、「本数調査」、さらに、1月28日(水)には、「竹林の測量」を実施したところです。
今後、随時ホームページに上げる予定ですので、ぜひ、私たちの、地域に根差した私たちの取組に、興味を持っていただけると有難く思います。

1月23日(金)、環境工学科環境科学コースの生徒が、一坪庭園の整地を行いました。
今後、どのような庭が出来上がるのか楽しみです。

1月26日(月)、環境工学科、環境科学コースの1年生が、西条市総合文化会館前に設置されている「花時計」周辺に、パンジーの定植を行いました。
この場所は、西条市からの委託を受け、年間通じて、西条農業高校の生徒が管理しています。
今回定植した苗は、本校農場で自分たちが栽培・管理してきました。
お近くにお寄りの際は、御覧いただきますとともに、今後、地域の方々に、親しんでいただける場所になれば幸いです。

テレビを付けると、「2月3日は節分です。」との声が聞こえてきました。
節分とは、「邪気を払い無病息災を願う、新年を迎える立春の前日の行事」ですが、昔から、冬から春になる頃を1年のはじめととらえ、特別な日と考えられてきました。
昔から、「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、「この時期はまだ寒く、体調を崩しやすい」ことから豆まきが行われてきたようです。
では、なぜ豆をまくのでしょうか。
豆まきに使う「豆」、つまり、穀物には力があり、まいた場所は清められ、聖域になるとの考えがあるようです。
また、今や節分の定番ともいえる恵方巻きは、節分に恵方を向き、願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるというもの。「食べる」つまり、鬼退治という意味合いもあるのでしょう。ちなみに、今年の恵方は「南南東」です。
春はもう、近くまで来ています。
週明けには、恵方巻きでも買ってみようかな。

今日の西条市は、少し肌寒さを感じますが、日差しが差し込んでいます。
校内を散策してみますと、うめの蕾が徐々に膨らみ始め、春の訪れを待ちわびていた自然豊かなこの西条市でも、やっと、校庭の梅の花が数輪咲き始めました。
これから寒暖を繰り返しながら、春を迎えることでしょう。

1月27日(火)、「令和7年度えひめスーパーハイスクールコンソーシアムin東予」がハイブリッドで開催され、本校生徒も発表と見学に参加しました。
この事業は、東予・中予・南予の3地区に分かれて実施しており、研究指定校等の研究発表を会場とウェブ会議システムを利用して意見交換を通して、研究成果の普及と深化をはかるとともに、主体的に学び、地域課題の解決に取り組もうとする気運を醸成することを目的に開催されたものです。
今回の発表では、本校生徒が、「DXハイスクール」では、「スマート農業を創る学び~探究・プログラミング・ものづくりがつなぐ次世代の農業人材育成~」、「ソーシャルチャレンジfor High School事業」では、「西条市の環境を自らの手で守ろうプロジェクト」と題し、2部門で、見事に発表やディスカッションを行ってくれました。
さらに、地域活性化サミット(パネルディスカッション)では、「高校生が考える、えひめ東予の地域活性化」という主題のもと、本校環境工学科3年の得居大次朗君がパネリストの一人として、これまでの自らの経験を踏まえ、熱く語ってくれました。
今回、生徒同士が語り合う活動を通して、地域課題の取組を共有することができ、地域の良さに気付き、学びに向かう力、情報活用能力を育成するきっかけになったのではないでしょうか。