あと数日で、6月も終わろうとしています。いよいよ、求人票受付開始の時期が迫ってきました。
3年生は、進路選択の時期が間近に迫り、先生方による本格的な面接指導を受ける時期を迎えようとしています。空き時間を利用し、友達を相手に就職や進学の面接練習をする場面にもよく出くわすようになりました。
今までは、きちんとした場面で自分の考えをしっかりと相手に伝えることは少なかったかもしれません。しかし、これからは、そうはいきません。私は、友達同士の話やメールなどではなく、きちんとした場面で、自分の思いをしっかりと発信できる力を身に付けてほしいと願っています。学校行事やホームルームで、メモを見ずに自分の思いを話せるよう、ぜひ、いろいろな場面を生かしチャレンジしてみてください。特に、自分の思いを伝えることが苦手だと思っている人に挑戦してほしいと思っています。
社会に出れば、就職や進学の面接だけでなく、いろいろな場面で自分の主張をしなければならないことが多くあります。その時、丁寧に、感じよく、他者に対する思いやりを持って話ができるかが求められています。さらには、いかに相手を傷つけずに、わかりやすく自分の考えが述べられるか、ぜひ意識しながら練習する機会を作ってみてください。
3年生の皆さん。練習しただけ成果は現れるものです。私は、スポンジが水を吸うように、まずは素直に相手の言うことを謙虚に聞く心を持つ人が最後は伸びると考えています。また、身だしなみにも気を付けることも大切です。先生・周りの友達のアドバイスを信じ、本番をイメージし、練習してみてください。
西条農業高校は小規模校の良さを生かし、一人一人の生徒を大切にし、「生徒のためなら」と可能な限り時間を割いてくれる教職員ばかりです。うまく教員を使ってください。
今週、月曜日から続いている期末考査ですが、残すところあと1日となりました。
皆、それぞれ、よく勉強しているように感じます。
体調を整え、全力を出し切りましょう。
6月の行事予定で変更がありましたので新しいのを掲載します。変更箇所は赤字となっています。
※野球観戦の日程は天候などで変更されます。
変更があった際は別途連絡をいたします。
7月行事予定
月曜日から続いている期末考査ですが、本日、折り返しの3日目が終わり、残すところあと2日となりました。
考査後は、翌日の試験に向け学校に残り、お互いに教え合う場面も見られ、大変微笑ましく、また、全体的にも、よく勉強しているように感じます。
皆さん、体調を整え、残り2日間、頑張りましょう。
昨日から、第1学期期末考査が始まりました。生徒は真剣に問題に向き合っています。
期間は、6月24日(月)から28日(金)までとなっています。本校では、進路希望に応じて、多様な教科・科目を選択できるようになっており、同じクラスの中でも、生徒によって受けている授業が異なります。
特に、考査発表・期間中は普段以上に勉強時間が増え、気持ちが落ち着かないものです。生徒の皆さんは、考査対策が大変と思います。考査は、どれだけ授業内容が身についたか確かめるよい機会でもあります。
生徒の皆さんには、体調管理に留意して、しっかり取り組んでほしいと願っています。

6月24日(月)、教職員対象の心肺蘇生法講習会を実施しました。
倒れた生徒を目撃した際に、救急隊が到着する前までに救命処置を行うことで、生存率が高くなり、脳障害を負わずに退院できる確率は高くなります。
この日は、御多用のところ西条市消防本部の署員の方々が講師として来校いただき、実際に訓練人形を使っての心肺蘇生法とAED、止血法の訓練を行いました。
すぐに救命活動を行えるかどうかは、正しい知識と意識の向上が欠かせません。常に危機管理意識を持ち、生徒等の安全確保に努めてまいります。
西条市消防本部の皆様におかれましては、御多用のところ、私たち西条農業高校の教職員のために、丁寧に御指導いただき、誠にありがとうございました。
本日、6月24日(月)から1学期期末考査が始まりました。
期末考査は28日(金)まで続きます。
家庭学習を十分行って、考査に臨みましょう。

緊張は、うまく利用すれば普段以上の力を生むエネルギーになります。よくインタビューでトップレベルのスポーツ選手が「緊張を楽しむ」という表現をしますが、格好をつけて言っているのではなく、あれは事実なのです。ここぞというときに緊張が高まってくると、「おお、来たぞ、この感じ」と、緊張をコントロール下に置くのです。つまり、「今、私がしなければならないことは何なのか。」に集中するリズムを選手はつかんでいるのです。それと同じことが、練習を繰り返してきた発表者にも言え、本来自分が持っていた潜在能力に気づき、自信が表情や態度に出るのではないでしょうか。
脳は、実際の体験とイメージしたことを、区別することができないと言われています。つまり、毎日、マイナスのことを考えていれば、「自己否定」してしまうことになるのです。そのため、自分を変えようと思えば適切な目標設定のもと、イメージする力、集中力、緊張とリラックス、そして、自分に合ったリズムを身に付けることがより重要になってきているのです。私は、これらの精神面を鍛える一つの方法として、農業クラブ活動は最も近道な方法であるように思えてなりません。
私たちは、一人のリーダーを養成するために農業クラブ活動に取り組んでいるのではありません。生徒である皆さん一人一人がいろいろな場面に応じたリーダーになってほしいのです。そして、動じない心を持って社会に羽ばたいてほしいと望んでいます。
プレッシャーに弱い。逆境に弱い。自分に自信が持てない。そういう経験が多い人ほど実は伸びる力を持っているのではないでしょうか。「継続は力なり」の言葉があるように、当たり前のことを当たり前に続けることから生まれる、積み上げることの素晴らしさをぜひ感じ取り、日々の授業を大切にし、堂々たる農業クラブ活動を推進してください。

6月20日(木)、この春、地元企業であるアドバンテック様に入社された新規採用研修生10名の方々に対し、本校、環境工学科の2年生10名が、日ごろ自分たちが取り組んでいる「千町棚田の活動報告」と「竹灯ろうの製作体験」を行いました。
全国から来られた10名の皆様に対し、地元、西条市の千町棚田のことや日々の活動の一端を知っていただけたことは、大変うれしく感じます。
引率された先生からは、「生徒一人ひとりが自信を持って説明する姿から、成長を感じ、大変うれしかった。」とのお言葉をいただきました。
企業様におかれましては、平素から、本校の活動に御理解・御協力をいただき誠にありがとうございます。

食農科学科の生徒が管理している、「シクラメンハウス」をのぞいてみました。
約1か月前までは、所狭しとカーネーションの鉢が並んでいたガラス温室は、徐々にシクラメンに置き換わりつつあります。
シクラメン栽培では、3号のポリポットでの管理は、葉を大きくせず、できるだけ葉の枚数を増やすことが大切だといわれます。
本校の苗からは、栽培にかける農業の先生方のお気持ちが伝わってきます。
生徒に、「健康な根の色は何色?」と質問すると、多くの生徒から、「茶色」という答えが返ってきますが、実は、白色です。
この時期、しっかり根鉢(もちろん、白い根がびっしり生えています)が張った3号ポットから抜き出し、いよいよ、5号のプラスチック鉢に鉢替えの時期を迎えています。
時には、日々変化する温室に顔を出してみませんか。