
1月29日(水)、地元、大町幼稚園の皆さんと、本校、環境工学科1年生が凧揚げでの交流学習を行いました。
この交流会は、「地域を担う心豊かな高校生育成事業」の一環として行われたものです。この事業は、大町幼稚園生と交流することにより、他人を思いやる心や勤労観・職業観を養い、心豊かな人間性と社会性を育むことを目的としたものです。
寒い中ではありましたが、天気も良く風も適度に吹いてくれていたため、園児の皆さんの気持ちがたっぷり入った手作りの凧は、高校生の皆さんの力を借りて、大空高く舞い上がっていました。
本校では、せっかく近くにある幼稚園、さらには、農業を学ぶ学科の良さを生かし、以前から積極的にあらゆる場面で交流学習を行っているところです。
皆さん、幼稚園児を思いやりながら、いい顔をして凧揚げしてくれていたのが印象的でした。
食農科学科2年生「食品製造」の授業で、燻製づくりの実習を行いました!自分たちで思い思いの材料を持ち寄り、燻製に。みんな燻製の成果に驚き!美味しい燻製に喜んでいました!


食農科学科2年生「果樹」の授業では、3学期には、カンキツの成分効果や温州ミカンについての理解を深める授業を行っています。クエン酸の効果を検証するため、さまざまなカンキツで10円玉をきれいにする実験を行いました。ものの数分で、10円玉がきれいに!驚きの効果でした!


1月27日(月)、令和6年度えひめスーパーハイスクールコンソーシアムin東予がハイブリッドで開催され、本校生徒はオンラインにて参加しました。
この事業は、東予・中予・南予の3地区に分かれて実施しているものです。
研究指定校等の研究発表を会場とウェブ会議システムを利用して意見交換を通して、研究成果の普及と深化をはかるとともに、主体的に学び、地域課題の解決に取り組もうとする気運を醸成することを目的に開催されたものです。
各校の特色ある取組を紹介するとともに、地域課題の取組を共有することができました。
今回、生徒同士が語り合う活動を見る中で、地域課題の取組を共有することができ、地域の良さに気付き、学びに向かう力、情報活用能力を育成するきっかけになったのではないでしょうか。

1月24日(金)、校内の先生方を対象に、生活デザイン科の生徒の皆さんによる「高校生レストラン」の大試食会が行われました。
今回の企画は、今年度5回目となる来月13日、地元の「和風菜館 季の屋西条店」さんを会場に行われる「高校生レストラン」に向けての最終調整を兼ねています。
本企画は、他学科(食農科学科、環境工学科)との連携のもと、生活デザイン科の生徒の皆さんが家庭科教員の指導を受けながら、地域の方々に普段の学習の成果を還元したいとの思いから、取り組んでいる一大プロジェクトです。
この日、私も試食させていただきましたが、地元、西条の野菜をふんだんに使った上品な味付け、春を待ちわびるような季節感、細部にわたり考え抜かれた料理には、ただただ、感心させられることばかりでした。
生徒の皆さんや先生方、それぞれの作り手の気持ちがしっかり伝わってくる、見事なお膳を提供いただき、ありがとうございました。

1月23日(木)、3~6限目までの授業を使い、地元、加茂公民館にて、生活デザイン科1年生30名に対し、今年度5回目となる環境・防災学習会が行われました。
本学習会は、千町棚田の環境(放置竹林問題)について考えるとともに、竹の有効活用や防災について考えることを目的として行われたものです。
快晴に恵まれたこの日、飯ごう炊飯の経験がほとんどない生徒たちばかりでしたが、だからこそ、いつ発生するかわからない防災について考える良い機会となったのではないでしょうか。生徒の不安感を払しょくし、次第に興味・関心へとうまく持っていくところは、さすが経験豊富な教員ならではのワザ。
今回、指導者役を務めていただいた本校の成髙先生からは、ゆっくり丁寧に説明いただきましたが、見るのと、いざやってみるのとでは勝手が異なります。でも、うまくいかないからこそ、年頃の高校生には、ある意味、楽しい時間なのかもしれません。
そのような中、①飯ごう用竹の切断②かまど作り③炊飯準備④炊飯⑤カレー作りなど、戸惑いながらも、級友と力を合わせることで、当初の予定を全て終えることができました。今回の学習会により、さらに、クラスの絆も深められたのではないでしょうか。
また、この会の終わりには、環境クイズも行われるなど、最後まで、環境問題を考えるとともに、自分でできることを改めて考えさせられる、有意義な時間となりました。
普段経験できない、竹飯ごうで炊いたお米の味は、さぞかしおいしく感じたことでしょう。

環境工学科では、1年生の3学期から「環境科学コース」と「農業土木コース」に分かれ、活動しています。
造園の知識・技術を学ぶ「環境科学コース」には、歴代の見事な「十坪庭園」が並んでいます。
その時々に関わられた、生徒・教職員の皆さんの庭つくりにかける熱い思いが、しっかり伝わってきます。
いつの時代も、わが校の庭園は、地域の方々や保育園・幼稚園時の散歩コースとして愛されています。