

先日終業式を経て、本校は、冬季休業に入っています。
ホームルームや授業はありませんが、教室では、進学課外が行われています。進学課外は、大学等の入試に備えて力を伸ばすことを目的としており、希望者が受講するものです。
進路希望に応じて、様々な講座を選択することができ、講座によっては、少人数となり、1対1の指導も見られます。先生は、生徒の分かるところ、苦手なところを、的確に見きわめながら指導をしています。
本校では、正規の授業(教育課程)についても、進路希望に応じて、教科・科目を選択できるようになっており、進学課外は、それらとも連動しています。
外は寒いですが、本校は、教室にエアコンが入っていますので、室内は快適です。

西条農業高校の魅力の一つが、少人数の良さを生かした、個別指導と進路指導が充実しているところです。
世の中では、クリスマスを楽しまれているようですが、1・2年生は、この冬に力を付けよう(付けさせよう)と、生徒も教員も必死です。

12月24日(火)、GLOBALG.A.P認証を受けるにあたり専門機関から審査を受けています。
グローバルギャップとは、世界基準の農業認証のことです。
本校では、サラダ菜(商品名「うまいぞ菜」)のG.A.P認証を取得しています。
今回は、認証継続のための審査です。
農業生産・取り扱いにおける農産物の安全管理手法や労働安全、持続可能な農業を行うためのチェック項目が具体的に細かく決められていますが、生徒自ら説明するためには、事前に頭に入れておく必要があります。
審査は明日まで続きます。

2学期終業式を無事迎えることができたことを、大変ありがたく感じています。
校長先生からは、イギリス経験論の父と呼ばれるイギリスの哲学者、ジョン・ロックの言葉「No man’s knowledge here can go beyond his experience.(訳:いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。)」を引用され、「農業高校でしか学べない経験がある。2025年が皆さんにとって経験を深め、本質を究める年にしていきましょう。」と述べられました。
さて、明日から、冬季休業に入ります。「来年は巳年」新しい年が輝かしい年であることを祈念するとともに、3学期始業式には、一回り成長した、元気な姿を見せていただけることを期待しています。

表彰伝達を行いました。
表彰者
(1) 第2回各種発表校内大会 意見発表Ⅰ類
最優秀 近藤 優衣(食農科学科2年)
(2) 第2回各種発表校内大会 意見発表Ⅱ類
最優秀 伊藤 蒼閃(食農科学科2年)
(3) 第2回各種発表校内大会 意見発表Ⅲ類
最優秀 曽我 妃茉里(生活デザイン科1年)
(4) 第2回各種発表校内大会 意見発表Ⅱ類
優秀 齊藤 匠馬(環境工学科3年)
(5)第2回各種発表校内大会 意見発表Ⅲ類
優秀 石水 祐吏(生活デザイン科3年)
(6)第2回各種発表校内大会 プロジェクト発表Ⅰ類
最優秀 三浦 しな 平田 奈々 他2名(食農科学科3年)
(7) 第2回各種発表校内大会 プロジェクト発表Ⅱ類
最優秀 得居 大次朗 柴 快心 他2名(環境工学科2年)
(8) 第2回各種発表校内大会 プロジェクト発表Ⅲ類
最優秀 小野 綺音 佐藤 晴那 他2名(生活デザイン科)
(9) 人権尊重の意識を高めるための作品作り 人権標語の部
優秀賞 宮嶋 玲奈(食農科学科3年)
優秀賞 一色 夏凜(生活デザイン科3年)
優秀賞 佐藤 晴那(生活デザイン科3年)
優秀賞 森本 さち(生活デザイン科2年)
優秀賞 柴田 梨央奈(生活デザイン科2年)
優秀賞 宮川 隆志(環境工学科2年)
優秀賞 鴨田 稔実(食農科学科2年)
優秀賞 松賀 愛梨華(生活デザイン科1年)
優秀賞 井黒 咲希(生活デザイン科1年)
優秀賞 宇都宮 摩雄(環境工学科1年)
優秀賞 白石 和士(食農科学科1年)
優秀賞 久保田 優樹(食農科学科1年)
(10)第8回全国高校生農業アクション大賞
環境工学科2年生
12月19日(木)、全校生徒が体育館に集まり、各種委員会による、「1年間の活動報告ならびに、来年度に向けての反省と提言」を行いました。
生徒からは、この報告会のために何度何度も繰り返し練習したであろう緊張感が伝わってきます。
皆、堂々とした立派な発表であったように思います。自信を持ってください。
担当した生徒の皆さん、お疲れさまでした。
生徒の皆さんは、人前に立ち、マイクを通して自分の声が体育館に流れるとあって、とても緊張したことと思います。「やる以上は、少しでもいいアナウンスにしたい。」と練習する前向きな態度が、必ず次につながるものです。その緊張や経験は、皆さんを成長させ、いつの間にか大きな自信につながることでしょう。
発表を終えた生徒からは、安堵感が見られます。
本校では、人に不快感を与えず、自分の意見を堂々と述べられる、そういう話し方を身に付けてほしいと生徒に伝えています。
西条農業高校では、小規模校の良さを生かしながら、全校生徒一人一人が主役の、皆が輝ける学校づくりを目指しています。次は誰の番ですか?
これからも、全校が一丸となり、取り組んでいきましょう。