6月20日(木)、この春、地元企業であるアドバンテック様に入社された新規採用研修生10名の方々に対し、本校、環境工学科の2年生10名が、日ごろ自分たちが取り組んでいる「千町棚田の活動報告」と「竹灯ろうの製作体験」を行いました。
全国から来られた10名の皆様に対し、地元、西条市の千町棚田のことや日々の活動の一端を知っていただけたことは、大変うれしく感じます。
引率された先生からは、「生徒一人ひとりが自信を持って説明する姿から、成長を感じ、大変うれしかった。」とのお言葉をいただきました。
企業様におかれましては、平素から、本校の活動に御理解・御協力をいただき誠にありがとうございます。
食農科学科の生徒が管理している、「シクラメンハウス」をのぞいてみました。
約1か月前までは、所狭しとカーネーションの鉢が並んでいたガラス温室は、徐々にシクラメンに置き換わりつつあります。
シクラメン栽培では、3号のポリポットでの管理は、葉を大きくせず、できるだけ葉の枚数を増やすことが大切だといわれます。
本校の苗からは、栽培にかける農業の先生方のお気持ちが伝わってきます。
生徒に、「健康な根の色は何色?」と質問すると、多くの生徒から、「茶色」という答えが返ってきますが、実は、白色です。
この時期、しっかり根鉢(もちろん、白い根がびっしり生えています)が張った3号ポットから抜き出し、いよいよ、5号のプラスチック鉢に鉢替えの時期を迎えています。
時には、日々変化する温室に顔を出してみませんか。
本日、西条市総合文化会館で、「高校3年生対象就職フェア」が実施されました。地域の高校生約190名が、地域企業42社の方々から丁寧に会社の概要や仕事内容について説明を受けました。
本校からも約50名の就職希望生徒が参加しました。それぞれが自分の気になる企業のブースを訪ねて真剣に取り組んでいました。
さあ、いよいよ7月からは就職活動が本格的に始まります。明日のホームルーム活動では履歴書の作成に取り掛かります。
令和8年春に愛媛県で、「第76回全国植樹祭」が行われることから、本校としても機運を醸成するとともに、森林づくりの大切さを学ぶために、昨年度、記念事業「苗木のスクールステイ」に申し込ませていただきました。
「苗木のスクールステイ」とは、全国植樹祭や関連行事等で使用される各校に配布された苗木を、1年かけて育てる取り組みのことであり、苗木への水やりが主な管理となります。
普段、本校の環境工学科では、森林についても学習していることから、本学科が主に苗木を管理することとなりました。
苗が届いたこの日、クヌギ苗を前に、環境工学科の1年生から3年生までが全員そろって記念写真の撮影を行いました。
今日も、放課後の教室では、多くの生徒が自主的に残り、お互いに教え合う姿を見ることができました。
1年生は、高校に入り初めての定期考査、3年生は進路実現に向けてなど、それぞれの目標を設定し、高い意識で学習に励んでいることと思います。
来週から、いよいよ、期末考査が始まります。
明日も、体調を整え、万全の状態で登校してください。
15日(土)、八幡浜高校で行われた「全商英語スピーチコンテスト愛媛県予選大会」に、本校2年生久門さんが出場し、レシテーション部門で練習の成果を堂々と披露しました。入賞は叶わなかったのですが、審査員の先生方から、「発音もアクセントも素晴らしい」「引き込まれるような話ぶりでした」と、高い講評をいただきました。
チャレンジする人は、輝いて見えます。高校生活はあっという間。皆さんも色々と挑戦してみませんか?
6月14日(金)、本校体育館で農業クラブ第1回各種発表校内大会を実施しました。
発表者の皆さんは、足も手も声も震え、緊張したことでしょう。ですが、それが次につながります。
このような会が無事できたのも、会場を準備してくれたり、冊子を作ってくれたり、陰で支えてくれているクラブ員がいてくれるからこそです。そのことを忘れないでください。
発表者の皆さんお疲れさまでした。
【農業クラブの魅力を知ってほしい 】
発表者の皆さん、聴衆の皆さんのおかげで大変立派な発表会になりました。
意見発表では、達成感や体験から生まれる言葉は重みがあります。また、プロジェクト発表では、地域の課題や題材を用いた研究は説得力が生まれるなど、それぞれ見ごたえのある内容になりました。
せっかく西条農業高校に入学したのだから、日々の教育活動を通して、農業クラブの良さに気づいてほしい。
まずは、評価を受け反応があればさらに上を目指すものです。新聞、テレビ、広報誌、地域との連携など、やり方はいろいろあります。
自分たちの学校、自分たちの組織、自分たちの競技会にするために、どうすればいいのか、ぜひ考えてほしい。
自分の知らない自分に会ってみませんか。なぜ、ここまでしかできないと言えるのか。私は、失敗が大切だと考えています。そこから満足感が生まれるものです。何度も失敗し、成功した喜びは大きいものがあります。分析力、探究心、向上力を育ててほしい。体験と経験が交差した知識こそが、記憶に残り、定着するものです。
華道部の顧問の先生の御指導のもと、生徒が花を生けて、校内に飾ってくれました。
ありがとう。