

4月24日(水)、5・6限目の授業を使い、生活デザイン科3年生の皆さんが水路の清掃作業を行ってくれました。
いよいよ田んぼに水を張り、田植えをする時期を迎えたことから、地域の一斉清掃に先立ち、本校では、この日に実施したものです。
今年度は、生活デザイン科が担当してくれましたが、聞くところによると、各科(食農科学科・環境工学科・生活デザイン科)持ち回りで水路の清掃作業してくれているとか。
農業高校ならではの行事であるように思います。
生活デザイン科の生徒の皆さんも、この実習の重要性を事前に教えてもらっているようで、おかげできれいになりました。
それにしても、昔の方の知恵って、素晴らしいと思いませんか?技術もそんなに発達していない中で、地域全体に水路を張り巡らせ、高低差を利用して水をいきわたらせる土木技術のすばらしさに、ただただ感心するばかりです。
生徒の皆さんには、貴重な時間を割いて、清掃活動をしてくれ、ありがとう。

4月23日(火)、フラワーアレンジメント競技校内大会を行いました。
フラワーアレンジメントとは、器となるものに給水スポンジを入れて、そこにお花を挿していき、形を作り上げるものです。
同じ花材を使っても、個々に表現したいものが異なるため、最終的には周囲の生徒と全く異なった出来栄えの作品に仕上がるところが実に面白い。
今回、13名の生徒がエントリーしてくれました。
このような体験を繰り返すことで、興味・関心がわき、フラワーアレンジメントの資格取得に挑戦したり、競技会への参加に向け一歩踏み出す生徒が出てくることでしょう。
現在、廊下に作品が飾られていますので、ぜひ御来校の際は、御覧ください。

和菓子が作れる方は徐々に減ってきているのが現状です。本校では、日本の食文化を大切に学んでいきたいと考えています。
西条農業高校生活デザイン科では、食品製造に関しても学習することができます。
今日の授業では、「イチゴ大福」の製造を行いました。
イチゴは、西条市丹原町にある大変人気の「ゆきもと農園」様のイチゴを使わせていただきました。
こちらのイチゴは、とても大粒で、甘みと酸味のバランスがいいのが特徴です。
また、本校では、あんこも生あんから焚き上げています。
来週は、桜餅の製造をする予定です。

現在、タマネギ収穫の最盛期時期を迎えています。
また、5月中旬から6月中旬に収穫時期を迎える愛媛県内で有名な一寸ソラマメも順調に育っています。
※粒の大きさが一寸(約3cm)あることから、その名が付いています。

食農科学科食品製造班では、この日、食品製造実習室にてビスケットの製造を行いました。
西農ビスケットは、校内外でとても人気がある商品となっています。
さすがは3年生です。担当の先生が入学時から段階を追って基礎・基本を丁寧に教えてくださっているため、楽しみながら実習を行うことができます。
ですが、慣れは禁物です。
生徒は、実習を通して、食農科学科の学習内容を学んでいくこととなります。

4月18日(木)、全校朝礼が行われ、表彰伝達と生徒課長講話が行われました。
表彰者
(1) 岡山グランプリジャンピングホースショー2024スプリング大会 第4競技
優勝 食農科学科2年 松本 悠馳 君
(2) 新居浜記録会 種目 高校一般男子円盤投げ
第1位 食農科学科2年 源代 夏己 君
また、生徒課長講話では、月岡先生から次のような内容のことをお話していただきました。
① やれることを頑張ろう。
② 経験値ってすごい。
③ 一人一人、目標は違うが成長している。
④ 早めに余裕をもって家を出よう。
⑤ 当たり前のことが当たり前にできるように。
⑥ 一人一人が西農のイメージアップキャンペーン
月岡先生、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。