
食農科学科食品製造班では、この日、食品製造実習室にてビスケットの製造を行いました。
ビスケットは、安価で、食べやすく、おいしいため、校内外で大変人気があります。
この日は、2年生の実習でしたが、皆さん慣れた手つきで型抜き・洗い物等、自分たちで率先して動く姿は、大変頼もしく見えました。
専門高校では、担当の先生が入学時から段階を追って基礎・基本を丁寧に教えてくださるため、楽しみながら実習を行うことができます。ですが、慣れは禁物です。
生徒は、実習を通して、食農科学科の学習内容を深めていることでしょう。


本校のサラダ菜(商品名「うまいぞ菜」)は、G.A.P認証を取得しています。
わが校では、つい先日、専門機関から、本商品のGLOBALG.A.P(世界基準の農業認証)認証継続のための審査を受け、無事、合格したところです。
この日は、「うまいぞ菜」の収穫・調整作業を行っていました。
審査に合格するためには、農産物の安全管理手法や労働安全、持続可能な農業を行うためのチェック項目が具体的に細かく決められていますが、食農科学科野菜班の生徒は、自ら厳しい審査に真剣に向き合ってきただけに、収穫・調整作業においても、とても意識が高いのが伝わってきました。

1月9日(木)、生徒会・農業クラブ・家庭クラブの役員退任式及び任命式が行われました。
最初に、旧会長(生徒会:伊藤漣也さん、農業クラブ:齋藤匠馬さん、家庭クラブ:村上楓華さん)から、これまでの活動に対して感謝の言葉が述べられました。
続いて、新会長(生徒会:久門希咲さん、農業クラブ:近藤優衣さん、家庭クラブ:村岡千佳子さん)が登壇し、校長先生から任命証が手渡された後、新執行部が壇上に整列し、新会長から、これからの意気込みが力強く述べられました。
これにより、新旧役員の引継ぎを無事、終えることができました。
これからも、生徒による自治的な組織である生徒会・農業クラブ・家庭クラブと教職員が一丸となり、「共にEnjoy西農」を実現していきましょう。
これまでの間、学校生活をより良いものにしようと奔走してくれた旧執行部の皆さん、本当にお疲れさまでした。

令和6年度 第3学期を迎えました。
皆さんが元気な姿で始業式を迎えられたことを、教職員一同、喜んでいます。
校長先生の式辞の中で、「3学期は、1年のまとめの時期であり、始まりでもある。」とのお話がありました。
〇「まとめ」とは
ばらばらのものを集めて一塊にするという意味。
〇「まとめること」で見えてくるものがある。
自分自身の成長に役立つまとまりになるよう、この1年間の経験や心で感じたものを、ぜひ、一塊にしてほしい。
〇目標を立てよう。
目標を立てることで、実現に向けて努力することができる。目標を持つと、次が見えてくる。また、想像しているもの以上に、より良いものにすることができる。これこそが「真の成長」である。
西条農業高校には、経験や心を動かす場面が数多くある。しんどいことも一歩踏み出す勇気を持ち、一つでも多く経験を積んでほしい。
進路について考えた始めたとき、その経験や感じたことが、きっと自分の強みとなる。
3学期が、本年度の総仕上げにふさわしい学期となることを祈念するとともに、皆さんの健やかな学びが続いていくことを願っています。
表彰伝達
〇 第41回愛媛県高等学校家庭科ホームプロジェクト
佳作 村上 蒼依さん(生活デザイン科1年 )
〇 環境省・独立行政法人環境再生保全機構・国連大学サステイナビリティ高等研究所主催
第10回全国ユース環境活動発表大会四国地方大会
協賛企業特別賞
石鎚黒茶プロジェクト(計6名)
食農科学科3年:神野 咲笑さん、平田 奈々さん、西原 葉月さん、三浦 しなさん
環境工学科3年:村上 凰花さん
生活デザイン科3年:曽我 幸未さん
いよいよ3学期が始まります。冬休みの課題は終わりましたか?
1月8日(水)の時程をお伝えします。1・2年生は国語・数学・英語の課題テストが行われます。(3年生は、水曜日の①~③限目の授業)
8:35~ 8:45 SHR
8:55~ 9:15 大掃除
9:25~ 9:50 表彰伝達・始業式
※以下、1・2年課題テスト、3年授業(水曜日の①~③限目の授業)
10:00~10:40 課題テスト(国語) / 水①
10:50~11:30 課題テスト(数学) / 水②
11:40~12:20 課題テスト(英語) / 水③
12:20~13:05 昼休み
13:05~13:50 ホームルーム活動
14:00~ 身だしなみ指導
3学期始業式には、一回り成長した、元気な姿を見せていただけることを期待しています。
※学校生活アンケートを実施しますので、生徒一人一台端末を、必ず持参してください。

誰が置いてくれたのでしょうか。
仕事始めのこの日、事務室前には、多肉植物を使ったかわいらしい門松が飾ってありましたので、思わず写真を撮ってしまいました。
本校、生活デザイン科、科目「草花」の授業では、生徒の感性を大事にした、多肉植物を活用した寄せ植え等の取り組みも行われています。
新たな年の始まり、さらには、外部の方を最初にお迎えする事務室の受付窓口に、そっと飾ってくださる、生徒や教職員の皆さんの“さりげない心遣い”に心を癒された瞬間でした。
今年もよろしくお願いいたします。
日本では古くから、1月7日の朝には七草がゆを食べる風習があります。では、なぜ、七草がゆを食べるのでしょうか。
① 年の初めに若菜を摘んで食べ、生命力をいただく。
② 松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたり、お正月の御馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給の効果。
以上のような理由から、この日に七草がゆを食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。
ちなみに、春の七草とは、
せり/なずな/ごぎょう/はこべら/ほとけのざ/すずな/すずしろ の7種類です。
おかゆは消化がよく、胃に優しい食べ物ですし、味付けも塩だけのため簡単です。
日本の古くからの風習にはそれぞれ意味があります。
風習に習い、七草がゆを楽しんでみませんか。