
西条農業高校、食農科学科では、作物・野菜・果樹に関する基礎的・基本的な知識と栽培技術を習得し、農産物の加工・販売までの過程を経験しています。
本校では、実習を通して基礎・基本から農業を学ぶことができます。
今、本校の温室では、播種時期をずらし管理された、セルトレイと3号のポリポットがきれいに並び、苗が順調に育っています。
販売時期は、4月下旬を予定しています。近くなりましたら、改めて御案内させていただきます。

西条市は、ここ数日暖かい日を迎えています。そのためか、本日、一気に桜の花が咲き始めました。
西条市にある西条農業高校は、敷地が広く、数多くの種類の花木が植えられ、その中で、四季折々の花々を楽しむことができます。
今、学校の校庭では、春を待ちわびたかのように、一斉に校庭の花々が咲き始めています。

3月24日(月)、環境工学科2年生が、「総合実習」の科目の授業を使い、西条市にある千町棚田の石垣修復を行いました。
わが校では、学科の特色を生かし、地域との連携を図りながら、千町棚田の石垣修復の知識と技術を学ぶことで、①千町棚田の景観を守ること。②農業基盤整備を目的に、以前から千町棚田の保全活動を行ってきました。
今回は、これまで教えていただいた知識・技術を使い、誰にも頼らず、生徒同士が力を合わせ、「ああでもない。こうでもない。」と言いながら、生徒だけの力で、崩れた石垣を何とか修復することができました。
石には顔があるため、さぞかし苦労したことと思います。ですが、その苦労が次につながるものです。今回の石垣修復を通して、生徒は大きな自信を持ったのではないでしょうか。今後は、さらにスピードを上げ、石垣修復に取り組むことでしょう。
地域の方から評価をいただくと、さらにやる気も出るものですね。

3学期終業式を無事迎えることができたことを、大変ありがたく感じています。
校長先生からは、トーマス・エジソンの言葉「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一度だけ試してみることだ。」そして、プラトンの言葉「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。」を引用され、それぞれの言葉から、「継続して、やり続けること(諦めない心)。」「信念を持ち、何物にも動じない強い心」ということを述べられました。
そして、最後に、4月からは、新たに新入生を迎えることになります。経験を通して、何を感じ、どのように生かすか。学校生活を通して、粘り強く、経験をし続けてほしいと締めくくられました。

2025年3月18日付 愛媛新聞8面
掲載許可番号 d20500319-02

2025年3月18日付 愛媛新聞1面
掲載許可番号d202500319-03
本校生徒の取組の様子が掲載されましたので、転載させていただきます。
3月15日(土)・16日(日)の2日間限定! 本校生徒が地元企業とタッグを組み、約4ヶ月の開発期間を経て誕生した渾身の一品「ひうちうまいぞ菜バーガー」が「小麦の奴隷西条店」にて販売中です!
🌱 プロジェクトの誕生秘話
このプロジェクトは、本校が誇るGGAP認証取得の「サラダ菜」の新たな活用方法を探る中から生まれました。「どうすれば地元の皆さんにもっと身近に味わってもらえるだろう?」という生徒たちの想いから、地元で人気の「小麦の奴隷」さんへの相談がきっかけとなり、「マルノー物産」さんも加わった三者コラボレーションがスタート!
💪 試行錯誤の日々
11月から始まった開発プロセスでは、味や食感のバランス、サラダ菜の鮮度を保つ工夫など、数々の壁にぶつかりました。企業の皆さんからは食品開発の専門知識や食の安全性、マーケティングについても熱心にご指導いただき、生徒たちは座学では得られない貴重な経験を積むことができました。
🍔 完成した「ひうちうまいぞ菜バーガー」の魅力
本校のサラダ菜を活かしたこのバーガーは、西条の魅力が詰まった逸品です。地元食材の可能性を広げる新たな取り組みにご注目ください!
販売場所: 小麦の奴隷西条店
販売日時: 3月15日(土)・16日(日)
ぜひこの機会に、生徒たちの情熱と地元企業の技術が融合した特別なバーガーをご賞味ください!



3月14日(金)、環境工学科2年生が、学校設定科目「環境科学」の授業を使い、西条市千町を訪れ、①石垣修復予定地の確認②倉庫設置予定地の選定③展望台設置場所の選定を行いました。
わが校では、学科の特色を生かし、地域との連携を図りながら、千町棚田の石垣修復の知識と技術を学ぶことで、①千町棚田の景観を守ること。②農業基盤整備を目的に、以前から千町棚田の保全活動を行ってきました。
今回、新たな取り組みとして、本年度選定された「農業高校生アクション大賞」の取組の一つである、展望台の設置に、いよいよ取りかかることから、手始めに、展望台設置場所の選定と今後の活動の方向性を探ることとしました。
いよいよ今月24日(月)からは、前回講師の先生から教わった、石の移動や石垣積みの仕方についての知識・技術を生かし、実際に自分たちの手で石垣の修復が始まります。