
1月23日(木)、3~6限目までの授業を使い、地元、加茂公民館にて、生活デザイン科1年生30名に対し、今年度5回目となる環境・防災学習会が行われました。
本学習会は、千町棚田の環境(放置竹林問題)について考えるとともに、竹の有効活用や防災について考えることを目的として行われたものです。
快晴に恵まれたこの日、飯ごう炊飯の経験がほとんどない生徒たちばかりでしたが、だからこそ、いつ発生するかわからない防災について考える良い機会となったのではないでしょうか。生徒の不安感を払しょくし、次第に興味・関心へとうまく持っていくところは、さすが経験豊富な教員ならではのワザ。
今回、指導者役を務めていただいた本校の成髙先生からは、ゆっくり丁寧に説明いただきましたが、見るのと、いざやってみるのとでは勝手が異なります。でも、うまくいかないからこそ、年頃の高校生には、ある意味、楽しい時間なのかもしれません。
そのような中、①飯ごう用竹の切断②かまど作り③炊飯準備④炊飯⑤カレー作りなど、戸惑いながらも、級友と力を合わせることで、当初の予定を全て終えることができました。今回の学習会により、さらに、クラスの絆も深められたのではないでしょうか。
また、この会の終わりには、環境クイズも行われるなど、最後まで、環境問題を考えるとともに、自分でできることを改めて考えさせられる、有意義な時間となりました。
普段経験できない、竹飯ごうで炊いたお米の味は、さぞかしおいしく感じたことでしょう。

環境工学科では、1年生の3学期から「環境科学コース」と「農業土木コース」に分かれ、活動しています。
造園の知識・技術を学ぶ「環境科学コース」には、歴代の見事な「十坪庭園」が並んでいます。
その時々に関わられた、生徒・教職員の皆さんの庭つくりにかける熱い思いが、しっかり伝わってきます。
いつの時代も、わが校の庭園は、地域の方々や保育園・幼稚園時の散歩コースとして愛されています。


1月19日(日)、西条baseにて行われた、「ベトナムのお正月」に、本校生徒5名がボランティア参加してきました。
来場者と共にベトナム料理を作ったり、ゲーム体験の案内を行ったりしながら、ベトナムの文化を満喫できたようです。
他国の文化を理解することの大切さを味わえる、貴重な時間でした。

1月18日(土)に、本校吹奏楽部内にて、「西条農業高校吹奏楽部ソロコンテスト」が行われました。
部員の皆さんは、それぞれ与えられた曲を一生懸命練習してきていました。コンテストに臨む姿は、真剣そのもの。ピアノ伴奏に乗せ、誰もが全身全霊で演奏しました。演奏の後には、涙を流す姿も…。
金賞は1年生永田さん、銀賞は1年生塩崎さん、銅賞は1年生直野さんに与えられました。
顧問からの指導講評や、友達からの一言メッセージに、誰もが今後へのモチベーションを高められたようです。
さあ、次の大きな出番は卒業式です。一層味わい深い演奏ができるよう、今後も練習を重ねましょう。それぞれの課題に向かっていきますので、皆さんも応援お願いいたします。

華道部の生徒が顧問の先生の御指導のもと、花を生けて、校内に飾ってくれました。
1/16(木)・17(金)の両日、大洲青少年交流の家で愛媛県学校農業クラブ連盟主催「第2回各種発表県大会」が行われ、本校からは「意見発表の部」に3名、「プロジェクト発表の部」に3部門が出場しました。
本校の代表者は、代表に決まってから毎日、発表練習を行なっていました。冬休みに入ってからも、課外や部活動等もありましたが、空いている時間を有効に使って一生懸命練習し、自分の発表に磨きをかけていました。
本番では、練習の成果が発揮され、素晴らしい発表態度で堂々と自分たちの意見や研究の成果を発表することができました。
代表の生徒はいろいろと大変なこともあったと思いますが、今回の発表を通して良い経験ができたと思います。この活動で得た経験を今後の学校生活や進路等に生かしてほしいと思います。
入賞は、以下のとおりです。
〇意見発表の部
Ⅰ類(農業生産/農業経営)
【優秀】「西条農業だからできる挑戦 ~野菜班での学びと青パパイヤ普及活動~」
2年 近藤 優衣(食農科学科)
Ⅱ類(国土保全 環境創造)
【優秀】「未利用資源で挑むマイクロプラスチック問題」
2年 伊藤 蒼閃(食農科学科)
〇プロジェクト発表の部
Ⅰ類(農業生産/農業経営)
【最優秀】 「石鎚黒茶SELプロジェクトの取組 ~商品開発と普及~」
3年 三浦 しな 平田 奈々(食農科学科) 西原 葉月 曽我 幸未(生活デザイン科)