
7月23日(水)、愛媛大学にて「愛媛大学社会共創コンテスト2025」の表彰式が行われました。
本コンテストは、社会生活の課題解決のためのアイデア・活動実績・研究成果を競うものです。
このたび、本校の研究が、地域課題部門で見事、奨励賞に選ばれ、当日は、伊予銀行地域創生部長様(赤塚昌弘様)から、表彰されました。
集合写真撮影の後には、愛媛大学社会共創学部長様(審査委員長 松村暢彦様)と、一緒に写真を撮らせていただくなど、いい記念になりました。
”継続は力なり”ですね。
今回表彰を受けた皆さん、おめでとうございます。
題目:つなぐ棚田遺産~千町棚田を後世に~
千町棚田研究班:得居大次朗さん、柴快心さん、内田嵐さん、伊藤政喜さん(以上、環境工学科3年)
高校生レストラン班:久門希咲さん、宮本琉凪さん(以上、生活デザイン科3年)
小豆の赤色は、血液の色を表し、生きている証として、縁起がいいものとされています。例えば、月初めの“お一日(おついたち)”はめでたく、お赤飯を食べる習慣が残っているのもこのためです。
皆さんは、見た目がそっくりな2種類の和菓子が、季節に応じて春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」という名前で売られているのを不思議に思ったことはありませんか。実は、「ぼたもち」と「おはぎ」は全く同じものなのです。
お彼岸は年に2回あります。3月の春分の日を挟んで前後3日が「春のお彼岸」、9月の秋分の日を挟んで前後3日が「秋のお彼岸」です。
まず、「ぼたもち」ですが、春のお彼岸の頃に咲く牡丹の花に見立てて「牡丹餅」と名付けられ、これが、いつしか「ぼたもち」と呼ばれるようになりました。また、「おはぎ」は、秋のお彼岸の頃には萩の花が咲きますが、花弁が小豆の粒に似ていることから「おはぎ」と名付けられたと言われています。
西条農業高校生活デザイン科では、地域の食材を使い、季節に応じた本格的な和菓子の製造を積極的に学んでいます。


7月22日(火)、本校を会場に、「令和7年度愛媛県学校農業クラブ連盟平板測量競技県大会」が行われました。
平板測量競技とは、教科の学習や学校農業クラブ活動を通して得た測量技術の成果を発表し、その実力を競い合い、職業的能力を高めることを目的に行われるものです。
本校からも2チームが出場し、西条農業高校Bチームが優秀賞をいただきました。
出場された皆さん、お疲れさまでした。
そして、会場校として朝早くから準備していただいた皆さん、本当にお世話になりました。
おかげで、素晴らしい大会となりましたこと、心からお礼申し上げます。
【優秀賞】
環境工学科2年:永瀬総司さん・河野渉さん・尾﨑大希さん・一色源司さん

先週終業式を経て、本校は、夏季休業に入っています。
ホームルームや授業はありませんが、教室では、進学課外が行われています。進学課外は、大学等の入試に備えて力を伸ばすことを目的としており、希望者が受講するものです。
進路希望に応じて、先生は、生徒の分かるところ、苦手なところを、的確に見きわめながら指導をしています。
本校では、正規の授業(教育課程)についても、進路希望に応じて、教科・科目を選択できるようになっており、進学課外は、それらとも連動しています。



7月18日(金)、本日から、運動会のアーチ(パネル)の製作が始まりました。
1学期最終日となったこの日、体育館で下地作りを行いました。
今後は、責任者を中心に、下絵書きと色塗りをする流れとなります。


1学期終業式を無事迎えることができたことを、大変うれしく感じています。皆さんにとって、この1学期は、納得できた学期だったでしょうか。1学期の初め、1年生には、「この3年間、理想とする自分を追い求めてください。」と伝えました。また、2・3年生には、「身近なことから挑戦し、心を動かし、できることを実感してください。」と伝えました。それぞれ、勉強はもとより、農業クラブ・家庭クラブ・部活動等、経験値を上げることで、成果を見つけ、次はこうしたいという、「より良い自分」になるための、「振り返りとこれから」つまり、「こうありたい自分探し」ができたでしょうか。ぜひ、これからも、「経験」という歩みを続け、夢の実現に向け、挑戦してください。
さて、明日から、夏季休業に入ります。3年生の皆さんは、進路実現。1・2年生の皆さんは、実績を積み、自分を磨く時間です。1か月と少しの夏季休業は、あっという間に過ぎていきます。一人ひとりにとって充実した夏休みにしてください。
最後に、加茂川での遊泳は禁止されています。自分の命を守るためにも、ルールを確実に守ってください。
2学期始業式に、一回り成長した、元気な姿を見せていただけることを期待しています。

7月17日(木)、保健委員会が全校朝礼で、「熱中症からカラダを守ろう」と題して発表してくれました。
(以下、今回の発表内容の一部を紹介します。)
熱中症とは、カラダの中にある水分が、汗などをかくことで減ってしまい、体温の調節ができなくなりカラダに熱がこもってしまい起こる病気です。めまいがしたり、けいれんが起こったりします。また、頭痛やだるさを感じたり、嘔吐してしまったり、 倒れて意識を失ってしまったりすることもあります。一番ひどい症状になると、 熱中症が原因で、命を落としてしまうこともある、怖い病気です。
熱中症を予防するために、水分補給をすることが大切です。水分補給するポイントはのどが渇く前に、こまめに水分補給することです。また、塩分と糖などが入っているスポーツドリンクは、カラダの中の水分を回復させることにぴったりです。甘みのある糖は、腸の中で水分や塩分を血液の中に早く取り入れる働きをしてくれます。運動する前に水分補給しておくことも、とても大切です。
暑さに少し慣れてきたと思いますが、もうすぐ夏休みです。夏休みも規則正しい生活を送り、実習や部活動に参加し、リセットされないようにしましょう。
長袖シャツや長ズボンは、カラダの熱がこもりやすく、体温が上がってしまいます。暑い日には、なるべく薄着で涼しい恰好をすることをおススメします。襟や袖に余裕がある、熱を逃がしやすく風通しのよい服を選びましょう。また、実習や体育のとき必ず帽子をかぶりましょう。
頭部には多くの血管が集中しており、頭部の温度が上昇するとそれに応じて全身の血液の温度も上昇しやすくなります。帽子をかぶることで頭部の温度上昇を、全身の体温上昇を抑える効果が期待されます。夏の強い日差しのもとで、帽子をかぶると、頭部の温度上昇を約5~10度も防ぎ、熱中症や紫外線からの保護に非常に効果的です。帽子を必ずかぶりましょう。
尿の色の濃さによって脱水状態を簡単に確かめることができます。尿の色が、カラーチャートの4以上の濃さの場合には、脱水状態であると考えられるため、すみやかに適切な水分補給が必要となります。夏に限らず、トイレに行ったときには色を確かめるようにしましょう。
このチェック以外に、日常的にできる脱水チェックの方法をご紹介します。
1つ目は指の爪でのチェックです。爪でのチェックは、爪を白くなるまで押してからはなし、爪の色の変化を観察しましょう。色が元に戻るまでの時間が2秒以上かかる場合は、脱水状態が疑われます。
2つ目は皮膚でのチェックです。皮膚でのチェックでは、手の甲の皮膚をつまんで離した時に、もとに戻るまでに1秒以上かかる場合は脱水状態が疑われます。皮膚をつまんでみてください。(5秒待つ)大丈夫でしょうか?脱水状態を確認していくようにしましょう。
注意をしていても、熱中症になってしまうことはあります。
自分や、身の回りの人が、熱中症になってしまったかな、と思った時には、すぐに近くにいる大人に伝えましょう。熱中症になったときには、素早く対応することが、何よりも大切です。もしも熱中症の症状が表れてしまったら、体温を下げることや、カラダの中に水分を取り入れることを考えましょう。
緊急の場合には、ためらわずに救急車を呼ぶことも必要になります。意識がない場合はもちろんですが、水分を摂取できない状況でもためらわず救急車を呼びましょう。
また、毎日体調を整えておくこともとても大切です。食事、睡眠はもちろん、適度に運動することで、カラダを暑さに慣らして熱中症になりにくいカラダをつくります。毎日の生活習慣をもう一度見つめてみましょう。
もうすぐ夏休みですが、規則正しい生活を送り、熱中症予防に努めましょう。そして、元気な姿で2学期を迎えましょう。