西農ウォッチング38-千町棚田での田植え実習-
2021年6月2日 17時33分「西農ウオッチング38」
西条市の加茂地域、千町地区には、かつて広大な棚田が広がっていましたが、過疎化の進行とともに稲作放棄地が増えているのが現状です。「千町の棚田(せんじょうのたなだ)」は、豊臣秀吉のいわゆる四国征伐(1585年)において伊予国東部地域の武将の救援に土佐国(現在の高知県)からやって来た、「伊藤近江守祐晴(いとう おうみのかみ すけはる)」によって開墾されたという伝承のある場所です。現在も「伊藤近江守祐晴」を祀る「近江神社」がこの地に鎮座しています。
西条農業高校では数年前から「千町の棚田」の一画をお借りして、稲作栽培実習に取り組んでいます。今日は午後から食農科学2年生による田植え実習を行いました。
一度、「千町の棚田」を訪れてみてください、空気が少し冷たく感じます。
今日も生徒たちは頑張りました!(M)