農業科目「課題研究」は、自分たちで研究テーマを設定し、研究を行っていく授業です。食農科学科では、自分たちで栽培した農産物を加工し、販売していく6次産業化を学ぶ学科です。
作物専攻班である矢野君は、「ソラマメの加工品研究」をテーマにしています。自分たちが栽培したソラマメを使って商品化を目指します!この日は(株)セイカフーズさんに協力していただき、大判焼きを試作。ソラマメ餡やソラマメカスタードを作って、大判焼きを製造しました!


生活デザイン科3年生の地域資源活用の授業では、西条市の資源である「うちぬき」について学習しています。本日は、西条市 環境部 環境政策課 環境推進係の青野様、渡部様に講演をいただきました。実験や動画を使用し、また西条市の水だけでなく、日本の水事情から世界の水事情まで分かりやすく説明いただきました。今後の授業で、西条市の地域資源としての「うちぬき」をさらに深く学んでいきます。




TeamSSSは西条市地下水保全協議会の会員として「うちぬきを未来へつなぐ」活動をしています。今年度、最初となる第12回地下水保全協議会に出席し、今後の活動について協議しました。また、福井県大野市の地下水保全についての事例発表がありました。





生活デザイン科では、食品製造分野も学ぶことができます。
今回は、パン作りの一環として、菓子パン(あんぱん、メロンパン、猫の手パン)の製造を行いました。
生地同志をしっかりくっつけないと、あんが出てしまいます。
プロの方々が常に意識しておられる、「お金がとれるやり方。早く、正確に。」を心掛けながら、実習を行いました。

5月20日(月)、家庭科実習室にて、生活デザイン科1年生による「第1回意見発表学科学年予選会」が行われました。
他学科・学年でも、同様なことがこの1週間で実施されることになっています。
独立農業高校が、県大会以上の農業クラブの各種発表大会に強い理由がここにあります。
つまり、予選会を突破しなければ校内大会以上の大会に進めないという、良好な競い合いの場が校内にあるのです。
西条農業高校に在籍する皆さんは、「たまたまこの学校に入学しただけ。」と思っているかもしれませんが、県全体を見てみますと、「何とか独立農業高校の一角を倒し入賞したい。」と密かに思ってくれているのです。つまり、これこそが、西条農業高校の伝統と歴史なのかもしれません。本校に勤務させてもらっている私たち教職員も、生徒の皆さん同様に、気を引き締めなければなりません。
農業を学ぶ学科がこれほど多い県は他にはありません。
健全な競い合いのもと、農業クラブ活動を通して、多くのことを学んでほしいと願っています。

5月19日(日)、学校のある西条市大町で、「大町地区区民運動会」が盛大に行われ、本校からも、生徒8名と教員1名の計9名が、運営に携わってくれました。
本運動会は、5年ぶりの開催となりましたが、運動会を通じて、運営に携わるだけでなく、地域住民との親睦を図ることを目的に、協力要請に応えたものです。
当日は、あいにくの曇り空となりましたが、天候も味方してくれ、無事運動会を終えることができました。
大会運営に気持ちよく参加してくれた生徒の皆さんは、器具の準備・後片付け、競技への参加等大忙しの一日となりましたが、地域の方々からは、「西農の生徒さんが気持ちよく動いてくれたおかげで、スムーズな運営ができました。感謝しかありません。ありがとう。」「高校生の皆さんの若い力に元気をもらいました。これからも助けてよ。今日は本当にありがとう。」等と大変ありがたいお言葉をいただきました。
また、引率いただいた先生からも、にこやかな顔で、「生徒が本当に、よく動いてくれたんですよ。褒めてやってください。」との報告を受け、「大忙しの一日だったけれど、充実した、いい一日になったことだろう。」と、容易に想像がつきました。
西条農業高校では、これからも、重点努力目標「地域に愛され、地域を愛し、地域とともに歩む西農~100年分の感謝と新たな飛躍への挑戦~」を具現化するため、ボランティア活動等での積極的な連携を通して、「地域と繋がる」取り組みを進めていくつもりです。
参加してくれた生徒の皆さん、お疲れさまでした。