課題研究「調理班(3年)」が、高校生活最後の「高校生レストラン」を実施しました。
今回も「季の屋」さんのご厚意により、活動させていただくことができました。
千町棚田で採れた野菜や西条農業高校で採れた野菜、西条産の果物をふんだんに使用した100%西農・西条産の『西農御膳』ができあがりました。
今回も環境工学科の協力で、放置竹林整備で伐採した竹で作った器や箸置きも活用しました!!
竹細工も、御膳も、お客様に大変好評でした。
今回、箸置きはキーホルダーに、竹の器は多肉植物を植えることができるように作られていたのですよ~。
地域の皆様に楽しんでいただける「高校生レストラン」を目指し、来年度も新メンバーで、さらにレベルアップ目指して頑張ります。
また、高校生レストランにご来店ください。

【100%西農・西条産】 【お客様の様子】 【箸置きがキーホルダーに】 【千町で採れた野菜など】

【旗を作りました】 【保護者の方々も来てくださいました】

2月12日(水)、西条市千町にお住いの山内隆彦氏を講師にお迎えし、環境工学科2年生に対し、石垣修復の講習会が行われました。
本企画は、学科の特色を生かし、地域との連携を図りながら、千町棚田の石垣修復の知識と技術を学ぶことで、①千町棚田の景観を守ること。②農業基盤整備を目的に行われたものです。
何百年と守られてきた千町の棚田。
傾斜地に棚田が作れるのは、石積みがあるからです。しかし、残念ながら、いたるところでその石積が崩れかけているのが現状です。そこで立ち上がったのが本校、環境工学科の2年生。環境工学科では、以前から授業や放課後、休日を利用し、環境問題や千町棚田での活動を行ってきました。
高齢化・過疎化が進む中、石積みの技術を知る人が減り、修復もままならなくなっていることに、生徒たちは寂しさを感じていました。この日は、講師の先生から、①石の顔を見極める。②石の中から、その場所にあった石を選び方向を考える。③石と石をかみ合わせる。④下の2つの石にかかるように上の石を積む。⑤表面に大きめの石を置いて、奥に小さめの石を入れる。など、基本的な石の積み方を教えていただきました。
今後は、今回教えていただきました内容を生かし、科目「土木施工」の授業を使い、自分たちの手で、実際に石垣の修復を行っていきます。
完成した時の達成感は、何ものにも代えがたいものになることでしょう。

本日は、生活デザイン科2年生26名が、これまで3回の講習会で身に付けた知識・技術をしっかり確実に定着させるため、家庭科の授業でリボンとコサージ作りを行いました。
今回のフラワー装飾は、技能検定に向けての意識を高めるとともに、卒業式用のコサージ作りの練習を兼ねて行われたものです。
これまでの講習では、①花束②フラワーアレンジメント③コサージの3種類を、それぞれ生徒が完成させることができました。
不安な箇所は、お互いに教え合うことで、より定着度を高めます。

2月8日(土)、「えひめ愛ある食の市」が大街道にて開催されました。この催しは、愛媛県(えひめ愛フード推進機構)が主催して行われたものであり、昨年度は、約5万人が来場された県内最大級の食のイベントとなっています。
この日、会場の一角「スイーツプロジェクト」ブースでは、本校生活デザイン科の生徒の皆さんが開発した、「ごまちゃん」のお披露目が行われました。
この作品は、過日行われました「えひめスイーツコンテスト」にて愛媛新聞社賞を受賞したものであり、今回が校内外で初めてのお披露目となりました。
「ごまちゃん」は、ぱっと見、ごま団子に見えますが、食べてみると、お団子の生地が中心に来ており、それを包み込むあんこがリング状になっています。また、外部は、ごまがまんべんなくかかっている商品となっているのが特徴です。
この日は、生活デザイン科2年生の女子生徒3名が、普段、実習で着用しているコックコートを着用し、寒い中ではありましたが、試食・販売、アンケート調査等を積極的にこなしてくれました。
販売にあたっては、3種類のあんこ製造(小豆こしあん、抹茶、カボチャ)から求肥の製造、そして、製品づくりに至るすべての工程において、生活デザイン科2年生さらには、教職員の全面協力があってこそ、これだけの販売数を準備することができました。
また、「販売するのであれば、パネルが必要でしょ。こちらで作りましょうか?」と、忙しい中、労をいとわず動いていただいた、本校教職員間の助け合いの心に、本当に感謝せずにはいられません。
今回のお披露目会が無事、成功した裏には、生活デザイン科が一丸となって進む姿、さらには、本校教職員の学科間連携が存在していたことを、私たちは、忘れてはならないように感じてなりません。

2月7日(金)の9:00から、長年交流が続いているサンフランシスコのジョージ・ワシントン高校と西条市内の五高校とで、オンライン国際交流を盛大に行いました。
2年生英語選択生と参加希望の1年生2名・2年生1名も発表しました。3年生からも、昨年度末に西条市高校生海外スタディツアーに参加した2名が参加し、サンフランシスコでの思い出に浸りながらプレゼンを行いました。
本校からは「西条農業高校紹介」と「千町棚田保全プロジェクト」を、パワーポイントでローテーションを組んで発表。練習は数回だったものの、様々な先生方のご協力で準備でき、堂々と発表を終えることができました。市内の他校やジョージ・ワシントン高校、どのプレゼンも、趣向を凝らしており楽しめました。クイズについては、皆さん手持ちのカードを画面に見せながら楽しみました。
オンラインとはいえ、人前で、それも英語を用いて国境を越えてのプレゼンに、ハラハラ・ドキドキ、度胸もつけることができました。この交流会で、ジョージ・ワシントン高校との絆がまた深まりました。
来年度は6月にジョージ・ワシントン高校生を受け入れ、3月には希望者がホームステイを行う予定です。
今後も様々な交流を通して、他者との違いを理解し、視野を広げていきたいですね。

2月6日(木)、3学期の人権同和教育ホームルーム活動が行われました。
1年生は、「差別のすがた 同和問題の本質と人権・同和教育」、2年生は、「人権獲得の歴史(3)戦後の解放運動とその成果・課題」を主題に、活動を行いました。
本校では、あらゆる機会を通して、同和問題をはじめとする様々な人権問題の解消を目指して、取り組んでいます。
一人ひとりが自らの問題としてとらえ、人の心を大切に、人権意識を高め、地域に愛され、地域を愛し、地域とともに歩む学校を目指していきましょう。