(環境工学科の視点から)
10月4日(金)、地元、「季の屋」様を会場に、今年度第4回目となる「高校生レストラン」が開催されました。
本企画は、環境工学科と生活デザイン科の2学科の生徒が、お互いに連携し合うことで実現したものです。
環境工学科では、以前から授業や放課後、休日を利用し、環境問題や千町棚田での活動を行ってきました。
今回、環境工学科の生徒の皆さんは、ギンナン、梅干し、ミョウガ、クリなどの食材の提供のほか、放置竹林の有効活用として、器、箸等を見事に作成してくれました。
一方、生活デザイン科の生徒の皆さんは、料理を完成し、お客様をおもてなし。
本企画に取り組んだ、環境工学科の生徒の皆さんからは、「私たち自ら、来店された方々に直接活動内容をお伝えする機会をいただけたことに感謝しています。自分たちの千町棚田での活動が、このような形で校内だけにとどまらず、地域に広がっていくことにやりがいを感じます。改めて継続していくことの大切さを知りました。」との声をいただきました。
「季の屋」様におかれましては、高校生に対し、このような機会を与えていただきましたことに、心からお礼申し上げます。
食農科学科2年生「果樹」の授業で、栽培するシャインマスカットの糖度調査を行いました。たくさんの粒が実ったブドウの房。この房の中でも粒ごとに甘さが違います。また、その甘い理由もあります。それを実際に光屈折糖度計を用いて検証試験を行いました。みなさんは、ブドウの房の中でどこが甘いか知っていますか?興味がわいた人は調べてみてください。
松山市城山公園で行われた愛媛県民祭第7回ええもんフェスティバルに参加しました!多くの人でにぎわう中、食農科学科2年生の大きな呼び込みや丁寧な接客で、ピザをPRしました。
10月の行事予定で変更がありましたので新しいのを掲載します。変更箇所は赤字となっています。
10月行事予定
NPO法人の方が来校し、ラジコン草刈り機を実演しました。食農科学科3年生果樹専攻班の生徒が参加し、操作体験もさせていただき、貴重な経験になりました。
9月30日(月)の放課後、西条市役所大会議室に市内の高校生が集まり、「市民意識調査に関する市内高校生座談会」が開催されました。本校からは、3年生辻さんと伊丹さんが参加しました。
まず、参加者10名が2つのグループに分かれ、人権アンケートの回答を見ながら、各グループで話し合いたいテーマを決めました。次に、それらを元に全員で自由に意見交換を行いました。どの学校の生徒からも活発な意見が出て、参加者全員がいい刺激を与え合ったようです。西条市初の試みだというこの高校生人権座談会は、本校生徒にとっても貴重な経験となりました。
今回の学びを、学校や家庭、その他様々な場所で正しく伝えていきたいと考えました。西条市人権擁護課の皆さん、他校の皆さん、大変お世話になりました。
試験栽培を行っているソルガムの収穫を行いました。耕作放棄地対策のため、円山農場で栽培を行っています。収穫したソルガムは加工品研究を行う予定です。
9月27日(金)、校内の先生方を対象に、生活デザイン科の生徒の皆さんによる「高校生レストラン」の大試食会が行われました。
今回の企画は、来月4日(金)、地元「季の屋」さんを会場に、今年度4回目となる「高校生レストラン」に向けての最終調整を兼ねています。
本企画は、環境工学科との連携のもと、生活デザイン科の生徒が家庭科教員の指導を受けながら、地域の方々に普段の学習の成果を還元したいとの思いから、取り組んでいる一大プロジェクトです。
この日、私も試食させていただきましたが、上品な味付け、季節を感じさせ、細部にわたり考え抜かれた料理には、ただただ、感心させられることばかりでした。何より、生徒の皆さんが、いい表情で自信をもって説明してくれる姿が、おいしさを引き立てているように感じました。
本当においしくいただきました。おごちそうさまでした。