6月23日(月)
本日、食農科学科1年生は愛媛大学農学部とナチュラルファームenへ現場見学に行ってまいりました!
愛媛大学農学部では、太陽光型の植物工場の見学や最新のAI技術に触れることができ、とても刺激を受けることができました。
ナチュラルファームenでは、ブドウの根域制限栽培を実際に見ることができ、儲かる農業を実感しました。
私たちは入学してまだ間もないですが、多くを学ぶことができて日々刺激的です。
これからも多くを学んでいきたいです!


本校では、資格取得に力を入れており、各種の資格取得に向け受験案内が行われている。
今年も、積極的に資格取得に取り組もうとする雰囲気が見られ、うれしく思う。
早朝、興味・関心のある生徒が集まり、担当の先生から指導を受けている生徒の後ろ姿を見ると、思わず応援したくなる自分がいる。
資格取得の話をすると、よく耳にするのが、「どうせ資格を取得しても、将来役に立つわけではないから。」という言葉である。
なるほど、その考えは間違いではない。だが、学校が資格取得を推進する理由は、実はそこではない。
資格取得である以上、合格しなければならない。「頑張ったんだけど。」といくら言っても、その結果が変わるわけではない。
合格すれば、うれしく、自信につながり、さらに上の資格を取得したり、次には別の資格にも挑戦してみようとするものである。また、落ちれば、悔しく、次には絶対受かろうと頑張って勉強する、その過程が自分を成長させるのではないだろうか。
皆さんは、履歴書を見たことがありますか。そこには、資格取得の欄が大きく設けられています。3年後の自分の姿を想像してほしい。その欄を見ると、高校時代に頑張った自分の姿の一端が垣間見える。
測量士補、危険物取扱者、漢字検定、英語検定、商業・農業・家庭科関係の資格等、積極的に資格取得にも挑戦し、自分と向き合ってほしい。(※中には、授業の一環として、選択生徒全員が受検するものもあります。)
やってみようと、一歩前に出てみる勇気が、次につながるのではないだろうか。
資格取得一つとっても、そこに、「さらなる成長へ~経験する、心を動かす~」が潜んでいる気がしてならない。
6/25(水)から、いよいよ、期末考査が始まります。
特に、3年生は、進路実現に向けて、それぞれの目標を設定し、高い意識で学習に励んでいることと思います。
昨日も、放課後の教室では、多くの生徒が自主的に残り、お互いに教え合う姿を見ることができました。
週末は、じっくり勉強する時間が取れるのではないでしょうか。
来週からも、体調を整え、万全の状態で登校してください。

6月19日(木)、本校体育館で、「農業事業者による職業講話」が、開催されました。
講師を務めていただいたのは、久万高原町で農業を営んでおられる、田村ファーム&フォレスト代表の田村隆悟様です。
本講話は、就職・進学を見据え、農業従事者による講話を通し、主体的に進路決定する態度・意欲を養うことを目的に行われたものです。
講師の先生の、体験を交えた内容には、引き付けられるものがあり、いつの間には、生徒は、農業経営の魅力に入り込んでいたように思います。
また、生徒の中には、普段の生活では聞くことがない内容ばかりで、講師の方の言葉を聞き漏らさないよう、メモをとる姿がいたるところで見ることができました。
講師の田村様におかれましては、御多用のところ、御講演いただきありがとうございました。


華道部の生徒が顧問の先生の御指導のもと、花を生けて、校内に飾ってくれました。
誰かがどこかで、気遣ってくれる、そんなさりげない優しさを感じる瞬間でした。
6月18日(水)、環境工学科2年生が、国家資格の「3級造園技能士」資格取得に向け、奮闘中!!
今回、指導していただいたのは、現代和風庭園有限会社の伊藤博夫様です。
この日は、親柱の建込方法、竹材の加工方法を教わりました。
「一つ一つ、丁寧な作業を心がけること。竹の切り方には意味があること。」などを、何度も生徒に伝えてくださいました。
伊藤さんに、「なぜ、御多用の中、西条農業高校に来てくれるのですか?」と尋ねると、次のような言葉が返ってきました。
「技術は、ひとり占めしたらいけないと思うんですよ。私が教わった技術を、次の世代に引き継ぐことに意味がある。全て、この世界は、技術で成り立っている。この子たちが学ぼうとしてくれているのが、私は嬉しい。私の技術が役立つのであれば、いくらでも協力させてもらいますよ。」
この言葉を聞いて、私は、一瞬でこの方が好きになりました。
やはり、高い技術をお持ちの方は、人間としても引き付けられる魅力があるものですね。
生徒は、引き続き、技術指導を受けることになっています。
伊藤様におかれましては、御多用のところ、来校いただきありがとうございました。

本校、環境工学科では、2年次から「農業土木コース」と「環境科学コース」に分かれ、学びを深めています。
この日は、環境工学科3年生が、測量実習を行っていました。
以前に比べ、随分動きがよくなり、精度も上がってきたようです。

6月17日(火)、本校体育館で、農業クラブ第1回各種発表校内大会を実施しました。
体験を交えた発表は、やはり、説得力があります。また、データは「命」であることを、改めて、感じる発表会であったように思います。
発表者の皆さんは、足も手も声も震え、緊張したことでしょう。ですが、それが次につながります。それぞれの発表者からは、聴衆の皆さんに伝えようとする姿勢を、いたるところに見ることができました。
一方、なぜ、このような発表会が長年、本校で行われているか、皆さん、考えたことがありますか。
今日一日かけて行われた発表会からは、堂々と自分の意見を発表する姿や、聞き手も一緒に学び、感じ取る姿を見ることができ、生徒一人一人が、それぞれ経験値を上げることができたのではないでしょうか。経験は、自分をさらに大きく成長させてくれるものです。
このような会が無事できたのも、会場を準備してくれたり、冊子を作ってくれたり、陰で支えてくれているクラブ員がいてくれるからこそです。そのことを皆さん忘れないでください。
発表者の皆さんお疲れさまでした。