

西条市の郷土料理は、我が町の「宝」。せっかく教えていただいた知識や技術を、独り占めするのは、あまりにもったいない。ぜひ、多くの方々に知っていただき、広めたい。との熱い思いが、生徒一人一人から伝わってきます。
郷土の素朴な味と四季の変化を取り入れた家庭や地域の味として育まれた「郷土料理」には、先人の知恵がしっかり詰まっています。
今、西条農業高校生活デザイン科では、生徒の皆さんが、地域の方々に教えていただいた「郷土料理」の味や技術を、引き継ぎ、広く発信する活動を行っています。
授業が午前中で終わり、午後からは、保護者懇談会が行われているこの日、生活デザイン科の2年生の皆さんが、職員室を訪ねてくれました。
保護者の皆さんに、私たちが作ったこの町の郷土料理「お煮ごみのおたま」の試食をしてもらい、ぜひ、感想を聞かせていただきたいんです。先生方も、試食をお願いします。さわやかな笑顔、さらには、まっすぐにこちらを見つめる真剣な眼差しからは、生徒の勢いを感じます。
生徒は、西条市の豊かな恵みを生かしつつ、若い感性のもと、食文化を継承してくれることでしょう。
これからの活動を、応援したくなる瞬間でした。頑張れ西農生!!
12月16日(火)、独立農業高校の良さを生かし、校内でアンテナショップ(農産物販売)を開催しました。
本校では、先週の金曜日から、保護者懇談会が始まりました。
わが校の農産物は、地域のイベントでも大盛況です。
皆さん、農場生産物の販売を毎回楽しみにしていただいています。品質がいいのに安価、さらには、せっかく生徒が頑張って売っているのだからと、積極的に購入していただく姿がよく見られます。この気持ちが、生徒と教員・保護者のつながりとして良好な関係を築いているのかもしれません。ありがたいことです。
販売は、明日(12/17(水))まで行われます。

12月15日(月)放課後、調理室にて家庭クラブ料理講習会を行いました。
家庭クラブ活動の基本方針は、「創造」「勤労」「愛情」「奉仕」です。
この4つの精神を具現化する方法として、家庭クラブでは、「研究活動」「ボランティア活動」「交流活動」を行っています。
今回の講習会では、河原外語観光・製菓専門学校から、近藤和之先生を講師にお迎えし、「チョコロールケーキ」と「メキシカンタコライス」
の作り方を教えていただきました。
まずは、それぞれの作り方やポイントを、丁寧に教えていただいた後、いよいよ、実習です。各班で、苦労しながらも、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
先生方におかれましては、御多用のところ、河原外語観光・製菓専門学校からおいでいただき、誠にありがとうございました。
1月行事予定と2月行事予定を掲載します
1月は前回より変更点があります
※なお、行事予定はあくまで計画です。急に、変更される場合がありますので、その点は、御理解ください。
1月行事予定
2月行事予定


西条農業高校生活デザイン科では、食品製造に関しても学習することができます。
本日の授業では、「ピザパン」の製造を行いました。
「な~んだ、ピザパンか。それなら、私にもできる。」と思われた方も多いことと思います。そのように思われた皆さんに一言。本校では、「作って、食べて、単に、おいしい。美味しくない。」という実習は行っていません。
本科が、わざわざ今回の実習を取り入れたのには、2つの大きな理由がありました。
1つ目は、先日、生活デザイン科で商品開発された2種類のソースと、本科で製造された食パンとの相性を確かめるため。ちなみに、地元産の規格外野菜を使ったケチャップとマヨネーズ風の2種類のソースは、現在、市内外のスーパーなどで絶賛販売中です。
2つ目には、食パンの製造工程を学習するとともに、自校で焼き上げた食パンを使い、付加価値を付けた「お金が取れる加工品開発」について学習するため。
食パンとして売ることも大切ですが、付加価値を付けた売り方を学ぶことも、この授業では大切だと考えています。
さて、自分たちが開発したソースと食パンの相性やいかに。

12月12日(金)、生徒会、農業クラブ、家庭クラブ役員の改選が行われました。
今回の役員改選は、主権者教育の一環として実施されたものです。
主権者教育とは、子どもたちが政治や社会の問題に関心を持ち、自ら考え、自ら判断し、行動する主体的な態度を養う教育のことですが、この日は、投票箱や投票記載台を西条市選挙管理委員会からお借りし、実際の投票に近い形で、投票を行いました。